ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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無意味騙り
日時: 2011/11/20 19:43
名前: 黒姫七八 (ID: hM8dNcPd)

少年は呟くように語る
「そうだなお前は正しい、徹底的なまでにな」
そう、俺は知っているコイツの正しさを
あらゆる意味で俺はコイツに劣っていて、
これから当然のように、負けるんだろうな
「だけど、それでも、否定してみるか、お前の在り方を」
それでこそ、馬鹿みたいで道化者で見苦しい俺らしいだろう・・・

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Re: 無意味騙り ( No.1 )
日時: 2011/11/21 21:25
名前: 黒姫七八 (ID: hM8dNcPd)

1章、正義を無意味に否定して(一話)

あぁ、面倒だよなぁ、仕方ないと分かってても、めんどい・・・
いやまあ授業なんだけどな、あまりの、つまらなさにボーっとしてるんだけどな・・・というより教室に居る奴の6割、7割だらけてるし・・・いくら受験まで先が長い高1の五月とはいえ、大丈夫か?
このクラス、まぁ、俺が言えた立場じゃないがな
ん・やっと終わったか
「終〜お〜い、姿月終しずき・しゅう〜」
めんどい授業の後に、めんどい奴が・・・
「え〜と、どちら様ですか?」
「まさかの他人扱い!?、俺だよ、お前の親友の芝田良太しばた・りょうた
「親友(笑)かわいそうに・・・精神科なら隣町ですよ」
「精神に異常きたしてねぇよ!!俺は正常だーー」
「脳外科なら隣の県に神の手と呼ばれてる先生が居る病院があるらしいですよ」
「手術もしねぇよ!!」
「さてと、本音はこれくらいにして」
「本音!?俺、普段、頭おかしい奴だと思われてんの!」
「安心しろ、冗談だから2割くらい」
「ひどっ、残りの8割思ってんのかよ」
「ちなみに、あと2割は、1割バカ、1割愚か者、と思っている」
「俺は今、お前を友達と呼んで良いのか自信がねぇよ・・・」
「で・なんの用だ?芝田」
「切り替え早っ、いや、まぁ、良いけどよ・・・帰りにラーメン食ってこうぜ、駅ビルなんだけど、マジでうめぇから」
まぁ放課後は暇だし良いか
「別に良いぞ」
        (1話、完)

Re: 無意味騙り ( No.2 )
日時: 2011/11/22 13:52
名前: 菜恵 (ID: xJkvVriN)

こんにちは、菜恵です。

とても面白い小説ですね。

会話文が多いため、面白いのですが、それがずらずらと続いているため、少し読みにくいところがありました。

一行ずつ間を開けながら会話文を書くと、読みやすく、面白い小説になると思います。

こんなことを意見してすみませんでした。

更新、楽しみにしています。

Re: 無意味騙り ( No.3 )
日時: 2011/11/22 21:29
名前: 黒姫七八 (ID: hM8dNcPd)

「うっ・まず・・・そういや、終、お前って、どこ中出身なんだ?」
芝田が《べらぼうに不味いラーメンDX》とかいうメニューを食べながら聞いてくる、このメニューその名のとうり、不味さを売りにしているらしく、当然ながら不味い、どれくらい不味いのかと言えば、さっき一口もらって食べたら・・・思い出したら、吐き気が・・・なぜ、コイツそんなメニューを食っているかといえば、完食するとラーメン一杯無料券が、貰えるらしい、完食者はいまだ0らしいが・・・というより明らかに、この不味いラーメンの方が高いよな、それを頼む芝田・・・やっぱコイツ・・・バカか?

「教えてもいいが知らんと思うぞ、地元遠いしな・・・やっぱり精神科紹介してやろうか?」

「そうなのか、もう精神科はいいよ、っというか今の一瞬で、お前の脳内でなにがあったんだよ」

「さあな・・・さて、そろそろ帰るか」

といいつつ席を立ってレジへ向かう、

「おい、ちょ、まてよ」

と芝田が席を立つが

「あー食べてる途中に気づいて言うのが遅れたんだが、あれ」

と俺が指をさした先には《べらぼうに不味いラーメンDX,完食者にはラーメン一杯無料券をプレセント!(二人で一杯完食可)(残した方には罰金3千円頂きます)》という貼り紙がある

「・・・」

「・・・」

さて芝田が呆然としてる間に会計は終わったし

「じゃあ成仏しろよー☆」

と無言で立ち去る俺

「おーい、まてー、俺を見捨てるなー」

・・・ご愁傷さま

        (2話、完)




































Re: 無意味騙り ( No.4 )
日時: 2011/11/26 17:37
名前: 凛 ◆Qd6XA/vkyQ (ID: no72hslI)
参照: 鑑定屋です。


 こんばんは(* ・ω・)


 鑑定が終了しましたので報告に来ました。
 スレにてお待ちしています。


 えと、鑑定場所を書いていただいてなかったので、スレの方に結果を書かせていただきました><


 改めて、依頼ありがとうございました!

Re: 無意味騙り ( No.5 )
日時: 2011/12/01 21:38
名前: 黒姫七八 (ID: hM8dNcPd)

「結構、暗くなったな、まぁ時間が時間だしな」
                                携帯の時計は8時すぎ、最近日が長くなってきたとはいえ、この時間になると、さすがに暗くなる
                                「たぶん・・・というか明らかに、あの狂ったラーメンのせいだよな」
                                普通のラーメン頼んだ俺はすぐに食べ終わって、途中から芝田待ちだったからな・・・不味いうえに多いからな、あのラーメン、普通サイズのラーメンのざっと三杯分はあるだろう
                                「まだ半分近く残ってたよなぁ」・・・強く生きろよ芝田・・・お前の尊い犠牲は忘れない
                               「ん・・・道ちがくね」
あー、考え事してて、道間違えたらしいな
                                「まぁいいか、家まで、だいたいの方向は分かるし」
                                来た道を引き返すのも、めんどいしな
                                「いい加減、帰ってきてもらうとしようか」

長身の男が言う

「私が大人しく帰ると思う?」 

答えるのは、異常に目立つ赤い長髪の少女、ん・何か始める気か?

「焔を司る概念よ狂いなさい、概念狂器がいねんきょうき・・・真乃紅しんのくれない」                                                      ・・・赤い髪の美少女が呪文を唱えたら剣が出てきました
・・・はい中二病ですね、ふぅ、確かにマンガやラノベは大好きだが、まさか中二病を患うとはな、それも幻覚付き・・・そうとうキてるな俺

「いきなり真乃紅を出すとはな、だが良いのか?さっきから見学者が居るようだが」 

長身の男が言う、くそ、まだ消えないか俺の中二病(幻覚)・・・ん・何か炎の塊みたいなの作って・ま・さ・か・はい投げつけてきました、ぎりぎりのところでなんとか避ける・・・え?あなた方、俺の中二病(幻覚)じゃなかったの・・・

「一般人!まさか見られるなんて」

ヤバい・ヤバい・ヤバい、あの男は見るからに

「一般人にしろ、こちら側にしろ、見られたからには、ご同行願うしかないな」

男が言う、やっぱりか、あの男はマンガやラノベ的に言うなら冷酷クールキャラだ、となると、ご同行は避けないとまずい・・・どう考えてもまともな対応は期待できん、こうなったら一か八か

「あー、ご同行は勘弁してくれ、あんたも俺と、その子の概念狂器を同時に相手したくはないだろ、まぁ、どうしてもって言うなら此処で戦っても良いがな、もともと、その子に協力するために覗いたんだしな」

男は黙り込む・・・バレたか・・・いや、この台詞が最善のはず、もちろん最高の形は戦闘回避だが、これなら最悪、戦う事になっても
あの女の子の協力が得られる可能性がある、まぁ、結局、戦闘になったらすぐに俺に戦闘力が皆無な事が発覚して、女の子に見捨てられるだろうが、時間かせぎにはなる、その間に逃げるチャンスができるかもしれないしな、分の悪い賭けだが、現状において最善の策だ

「確かに概念狂器の遣い手、二人を空いてにするのは得策ではない・・・本家への報告もあるか・・・いいだろう、この場は退くとしようか、必ず連れ戻す・・・夜音」  

「あんな所に戻るなんて、お断りよ」

そんなやりとりの後、男の姿は消えた。
まさかの最高の形での戦闘回避・・・よしっ、よくやった俺

「そういえば、あなた何者?私に協力って、どういう事」

女の子が、こちらに歩きながら聞いてくる・・・まだ問題が残ってたか・・・

「ここは大事な話をするには向いてない、それにこんな時間だしな、場所を変えないか?」

「確かにそうね、分かったわ」

「じゃあ、ついてきてくれ」



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