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cunning
日時: 2011/11/27 15:38
名前: 雄二 (ID: 0K/ebJFU)

 覗き・・・それは男子なら誰だってする行為である。(多分) 
 
 場所がトイレだろうと風呂場だろうと関係ない、この俺が変態のレッテルを貼り付けられようが知らん!!  
 
 俺は覗くぞ、その先に女がいる限りなあ・・・じゅるり。


「何やってんだ幹久、早くしないと見逃しちまうぜ」


 今、話しかけてきたこいつは古澤正樹(ふるさわ まさき) という奴で昔からの親友だ。髪は長髪で金色、顔はイケメン、身長も178センチで体重は65キロと文句の付け所がない奴だ。


「おい、聞いてんのかよ?」 


「わりぃ、今いくよ」 


 俺たちが今から向かう先は女子更衣室である。しかし、俺たちがやるのは覗きだ、決して正面突破などという愚かなことはしない。

 この計画を実行するにあたって日々俺たちは努力してきた。

 バイトしてビデオカメラを手に入れたり・・・こっち側から見えて、あっち側からは見えない場所を探したり、毎日血の滲むくらい頑張った。

 その努力が今日で報われる。


「へへ、正樹・・・俺は今日という今日を待ち望んでいたぜ」


「僕もだよ幹久」


 そんなことを話している間に、俺たちは覗きスポットにたどり着いた。


「おし、じゃあ隠れるぞ・・・絶対に物音を立てんなよ正樹」


「おまえもな」


 

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