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不法侵入罪で訴えますッ(超短編)
日時: 2011/11/29 22:32
名前: アンズ (ID: 9YJBGiMA)

シリアス・ダークじゃない気がしますがね、ねぇ。


◆◆不法侵入罪で訴えますッ

「あーっ、そうそう、2組の大沢またやったんだってー!」
「え、そうなんだー。相変わらずなんだね〜。」

ギィ…と、この建物がいかに古いかを強調させる音が鳴り、明るくランプに照らされた部屋が視野に移りこんだ。自称「2組の大沢」と呼ばれる大沢真は、少し眉をひそめて足を運び入れた。
おかしい…。ふいにそう大沢が言葉を漏らした瞬間、ランプの明かりは消え、大沢の視界はさえぎられた。
ゴト…、ギィ…と、物音がしたと思えば、「いてぇっ!」といううめき声が聞こえた。
「誰っ!?」
大沢は眉を吊り上げそう叫んだ。大沢の声が部屋に響く。
「お前こそ誰だよ!!!」
別の声も響き、ランプは静かに灯った。
大沢の前に立ちはだかっていたのは、同じ年くらいの男の子だった。
片手にランプを持ち、口をへの字に曲げている。
「お前2組の大沢だな!?泥棒までするなんて、いい度胸してるな!」
「ここ、あんたの家だったのね…。」
大沢が目線を落としてそう言うと、相手は腕を組み、ふふんと鼻を鳴らした。
「そうだ!さっさとでてけ泥棒!」
「あれ… アタシを警察に突き出さないの?」
大沢がそう聞くと、相手は笑みを作り、「まぁな」と小さく言った。
大沢は顔を上げ、相手をにらみつけた。
「な、なんだ…
「不法侵入罪で、訴えますッ!」
大沢は、最高の笑みをつくり、相手の頭めがけてこぶしをぶつけた。


「大沢は曲がったことする奴大っ嫌いだよねー。てか、相変わらず、大沢の家に金目の物目当てに入るやついるんだねー。」
「まぁ、あそこが大沢の家だなんてだれも知らないから。入ったら口止めされるんだよね。頭に激痛が走りながら。」
二人は顔を見合わせた。
「ま、この秘密を守るのも楽しいよね。」
二人は頭のこぶをおさえながら、笑いあった。

◆◆あ…完結してしまった。

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うーん・・・ ( No.1 )
日時: 2011/11/30 19:09
名前: みょん★ (ID: KQb493NG)

やっほー!みたでよ!(お母さんと一緒に⊂((〃‾ー‾〃))⊃ ふふふ)
うん。全然怖くないし、よく分かんない(涙)
みょん、頭狂ってるからねぇ★
アンズは恋愛かミステリー向きだね!
頑張ってp(#^▽゜)q ファイトッ


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