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一筋の光と大粒の闇
日時: 2011/12/11 12:42
名前: (・Д・)/ リン (ID: XEIko/lc)

観覧ありがとうございます!!

この小説はホラーとかいじめとか色々入ってますね!

まずは登場人物からで〜す♪

 ΕLUNA・STARSYAIN 〜エルナ・スターシャイン〜
  主人公。15歳。二重人格で、表の性格が明るくて活発。裏が
 腹黒でカルト好き。親友はアミリア。目は緑色。
 
 AMIELEAR・BISKARN 〜アミリア・ベスカーナ〜
  エルナの親友。15歳。手先が器用で聡い。右目が金色で左目が
 赤のオッドアイ。親はいない。
 
 魔緑 МAY   〜まみどり めい〜
  エルナの旧友。

 アル
  アミリアの双子の姉。エルナの事を異常に気にかけている。

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Re: 一筋の光と大粒の闇 ( No.1 )
日時: 2011/12/03 21:00
名前: (・Д・)/ リン (ID: XEIko/lc)

  prologue

 ある春の昼下がり。ペチカの花がさらさらと銀紗のように舞う。

その木の根元には、一枚の札が貼ってあった。

そこには、たくさんの苦しみ、絶望、哀しみ、孤独、そして友情が

つまっていた。そのお札の前に、一人の少女が現れた。

『何これ。剥がしちゃえ』

Re: 一筋の光と大粒の闇 ( No.2 )
日時: 2011/12/04 18:32
名前: (・Д・)/ リン (ID: XEIko/lc)


序章  春の悲劇

   1

「駄目! それは剥がさないで!」

 あたしはそのこに向かって怒鳴った。
「あの・・・・・・あなたは?」
 
 手を伸ばして今にも札をはがしそうだ。
あたしはそのこの手を弾いた。

「やめて! それには触らないで!」
「だから、あなたは誰よ」
「あたしはエルナ。その札の持ち主なの」

あたしことエルナ・スターシャインは、そのこに必死で説得した。

「お願い。それは、私の大切な札なの。剥がさないで」
「う・・・・・・ん。私はアミリア。ゴメンね」

 あたしは、アミリアという名を聞いて、眉をひそめた。

アミリア・・・・・・どこかで聞いたことがある。
どこで聞いたのだろう。そして、どういう人なのだろう。

・・・・・・思い出したよ、メイ・・・・・・


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