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コイントス  第3話
日時: 2011/12/05 17:17
名前: 飽人 (ID: skvT5qrX)

「え・・・、あいつ今なんて言った」過去に戻れるの?って何であいつがそんなこと知っているんだ・・・。「まあいいや授業が終わったら話せるしな」とつぶやいた。って無理だろ、「最初からの流れからすると1時間経ったら戻っちまう。と軽く俺は自分にツッコミをいれた。そして俺は考えていた。「どうする・・。手紙でもまわして話せっていうのか」と、考えていると残り5分になってしまった。「やばっ」このままじゃ終わっちまう。ふと思った、「この状態でコインをまわしたらどうなるのか」時間を戻すことが出来るのか。ためしにやってみることにした。コイントススタート!だが両方とも裏を向いてしまい、もどるこができなかったし、ちょうどいいタイミングで現実に戻ってきてしまった。俺は思った。「今日の収穫出来たことは、過去に戻ることが出来る俺のことを知っていることと、戻っている状態ではコインの能力は発揮されないこだ。    次の日、苦手な授業が無かったむしろ得意なものばかりであった。「ひまだ、暇すぎにも程がある。」そして「こういうときにもコインの能力は発揮されるのか」ためしにやってみることにした。ところがポケットをあさるとコインが3枚あった。「なぜだ、何故増えている、ビスケットじゃないぞ」3枚目のコインの文字は「未」だった。とりあえず使ってみることにした。まわしたら「未」「1」の向きになりいつの間にか大学で勉強していた。「苦手じゃないところは応用に行くのか」と俺は、改めて確信した。あっというまに1時間が過ぎ現実に戻った。そして戻るときに一瞬見えたものがあった。それは、過去に戻ったとき話しかけてきた女子の姿だった。「いったい誰なんだ」俺はあの女子を記憶の中から探そうとしたが思いつかなかった。

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