ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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アンケート
日時: 2011/12/10 20:46
名前: 凛 (ID: uSm8EB/f)



一回こんなダークな物語、書いてみたかったんです。


はじめまして、凛です。



王様ゲームにインスパイアされてしまいました。




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一話 ( No.1 )
日時: 2012/02/01 18:15
名前: 凛 (ID: vMazaPQ6)


——月曜日


学校に行くために私は自転車を漕いでいる


手が凍りそうな程寒い。


今日は一体何度だ?天気予報で今週は今年一番の冷え込みだかなんだか言ってた気がする。


しかも、手袋を忘れた。


手に雪がまとわりついて、少し震えている。


なんで最近こんなにイラつくんだろ。


あれか、フラれたからか??


私は先週、隣の席の男の子に告白してフラれた。


別に告白したことを後悔はしてない。むしろ伝えられて良かったと思っている。


その男の子の名前は智。武田智。顔はいいほうで、秀才。運動神経はまあまあ。性格?私にはいいところしか見えない。


あー、もう!だから思春期って嫌だ!


なんでこんなに悩まなくちゃいけないの!?


私は自転車を漕ぐ足を早めた。


早く、早く、会いたい。フラれてもいいの。関係ないじゃん。

私は智のことが好きなんだから、彼氏にしたいんだから。

何も悪くないから。


自転車のギアをチェンジし、私は猛スピードで学校へと急いだ。




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