ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

この腐った世界
日時: 2011/12/27 21:30
名前: ラス ◆wHnIeFXqoY (ID: kAWEuRKf)

第0話 「プロローグ 腐った世界」

この腐った世界———

俺は高校2年生。

他人の事を考えない奴、簡単に悪い事をしてしまう奴。

そして秩序を守る警察だが、個人の事には対応もしてくれない。

やはり悪心が一番少ないのは警察だが、やはり悪心は有る。

この世の中は腐ってるとしか思えない。

もちろん、俺もそんな奴等の仲間だ。同じ人間だから。

誰にも悪心はある。もちろん、こんな事を言ってる俺も。

俺は特に悪い奴をこの世から抹消させようとしている。

だが、そんな事をすれば俺も特に悪い奴に当てはまるじゃないか。

大体、抹消させて、責任は取れるのか?

いや、そんな奴等の責任など考えなくて良い。

一番問題なのは、精神が持つかどうかだ。

人を殺めて、精神が持つのか?

精神の問題を抜いても問題は見つかる。

俺も少しは悪心を持っている。そんな俺がそんな自分勝手な事しても良いのか?

その問題を抜いても、警察に捕まったら終わりじゃないか。

なんて考えて登校してたら、嗚呼、やっちまったよ。

「ドン」というもの凄い音がした瞬間、俺は宙に浮いている。

何故か全身が痛い。

その瞬間、俺は確信した。車に轢かれたんだなと。

その後、凄い睡魔が俺を襲い、意識を失った。

俺は暗い世界で倒れている。先に明るい入り口らしき物が在る。

ここは、何処だ?

・・・地獄だろう。あんな事を考えていたんだ。

出来ればここにずっと寝ていたいが、そんなの見つかるのは時間の問題だろう。

俺は嫌々起きて、しぶしぶ明るい所まで歩いていった。

入り口らしき場所に入ると、驚いた。

なにしろそこは世の中の人間を殺める事が出来る「DEATH WARLD」という場所だからだ。

取扱い説明書が置いてあった。読んでみた。

「ここは、世の中を変えたいという人の為の世界なり。

興味無い方は→から正式な天国に行くなり。」

ッ!!

思わず俺は息を飲んだ。

だが、こうも書いてあった。

「世の中を変える目的ではない使用を一度でもしたら、魂ごと抹消させるなり。」

俺は世の中を変える目的で使うんだ。憎しみで使ってたまるかと思った。

どうやら、オノで命を殺められるらしい。

オノを持ち、世の中に行き、命を殺めたい奴にオノで心臓を狙い叩く。

これですぐに心臓麻痺でその人は死ぬのだ。

文字数が絶望的に足りないので、また次回。
こんな日本語のおかしい小説なんて見て下さりありがとうございます。
3日坊主なので辞める可能性ありますが、頑張りますので見て下さい。

Page:1



Re: この腐った世界 ( No.1 )
日時: 2011/12/27 22:35
名前: ラス ◆wHnIeFXqoY (ID: kAWEuRKf)

第1話 「無力」

体の部位によって死因は変わってくる。

頭は脳卒中等、心臓はやはり心臓麻痺。弱く叩くと心臓病。

手は疲労骨折のショックで死ぬ。弱く叩く場合は後述参照、背中も疲労骨折のショック。

腰はギックリ腰のショック。

ちなみに手足は弱く叩くと腐り落ちる。足は強く叩けばやはり疲労骨折のショック。

俺は、少ないかなぁと思ったが、人を裁けるなら、別に良いだろう。

そして俺は以前居た世の中にオノを持って、裁きに行く。

世の中には3日後ついた。あまりにも遠過ぎた。

あの世に帰る時も3日かかると思うと、ゾッとする。

だが、仕方無い事だ。

とりあえず、裁きに行く。

どうやら、ここは、日本の中心とも言える、東京らしい。

建物の裏に、不良3人組が居た。

どうやら、金を盗ろうとしている様だ。

サラリーマンだと思われる人は必死に金を盗られない様にしている様だ。

サラリーマンは必死で逃げ出した。不良達は追いかけている様だ。

俺も追いかけ不良の心臓をオノで斬った。が。

心臓麻痺になんかなってない。それどころか、心臓病にもなってないのだ。

おかしいと思い、何度もオノを振る。だが、やはり何も起こらない。

そのまま、サラリーマンはナイフで刺され、財布を盗られた。

「何が起こっているんだ!?」思いあの世に3日かけて帰り、

必死で説明書を読む。そうすると驚愕の事実が記述されていた。

「最初に使う時は天国に一度行き、悪心を取り除かなければオノを振っても効果は無いなり。」

ッ!!

俺が説明書を全て読んでいなかったからだ。

あのサラリーマンが死んだのも、俺のせいだ!!

俺が説明書さえ読んでいれば・・・

畜生・・・畜生ォォォ—————

この瞬間、己の無力に初めて気がついた。

そして、天国に行き、悪心を取り除き、戻る。

そして、二度とこうならない様に、説明書を全て読んだ。

そうすると、こんな事が記述されていた。

「オノの攻撃する部分の逆の部分で死んだ人の遺体をつつくと生き返る。但し、自分の遺体では生き返らない。」

何だとォ!

俺は急いで世の中に行き、サラリーマンの遺体を捜す事を決意した。

そして3日後。

「3日しか経ってないからまだ遺体は残ってると思うが・・・」

俺は必死に探した。だが、見つからない。

そして、俺は賭けに出た。

建物の裏に今も放置されているか、賭けに出たのだ。

もちろん、可能性は低い。

だが、もうこれに賭けるしかないのだ。

不良3人組の家にも無かったし・・・もうこれに賭けるしか無いんだ!

そして、建物の裏に行った。
 第2話に続く。

Re: この腐った世界 ( No.2 )
日時: 2011/12/28 17:05
名前: ラス ◆wHnIeFXqoY (ID: kAWEuRKf)

第2話 「無駄」

建物の裏には・・・やはり無いッ!

クソ・・・3日も経ってたからか・・・

だが、あの不良3人組も遺体をそのまま放置した訳では無い筈。そこら辺を探そう!

俺は必死に探した。だが、見つからなかった。

ただ、時間が経っていくだけで、見つからなかった。

だが、俺は諦めず、必死に探し続けた。

やはり見つからない。

無駄な努力だったのか。

そして、諦めて帰った・・・


———3日後———

やっと「DEATH WARLD」に着いた。3日かかるのはやはり慣れない。

帰ったら、こんな声が聞こえてきた。

「畜生、あんな奴等にナイフで刺されて死ぬなんて・・・あっけない死に方だ。」

!!

俺は、ビックリした。

何故なら、そのサラリーマンが「DEATH WARLD」に来ていたからだ。

やはり、世界を変える目的だろう。あんな死に方したからな。

俺はそのサラリーマンに話しかけて、一緒に世界を変えないかと言った。

そしたら、有り得ない事を言われた。

「お前となんか世界を変える気はねぇ。とっとと消え失せろカスが!」

ッ!!

俺はこの瞬間、怒りが込み上げて来た。

「うっ・・・うぁぁぁぁ!!!」

ボゴッ

俺は殴ってしまった。サラリーマンを。

そして・・・

サラリーマンが突然殴ってきた。

訳分からない。

何もやってないのに殴ってきた。

俺はすぐにサラリーマンに問い詰めると

「お前が殴ってきたからこっちも殴り返しただけだ!!」

な・・・こいつ馬鹿か?

俺は殴った覚えなどないぞ。と思った。

そういえば、「お前となんか世界を変える気はねぇ。とっとと消え失せろカスが!」と言われた時から、殴られた時まで、記憶が無い。

どういう事だ?2重人格でも出来たのか?

怒りで2重人格が出来たのか?馬鹿らしい。

どうせ記憶が飛んだのも俺の勘違いだし、あいつが殴ってきた理由も嘘に決まってる!






なんて言っている間にも、俺の体はもう一つの人格に蝕まれていたのであった・・・



今回短いですね、すいません。


Page:1



この掲示板は過去ログ化されています。