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神を断罪し少年
日時: 2011/12/30 06:37
名前: 結城柵 ◆ewkY4YXY66 (ID: khvYzXY.)

皆様こんにちは、結城です。
せかいつも下書き済んだので新しいのを。

以下注意
●結城の苦手なバトルもの
●リメイク
●残酷描写あり
●作者が結城。
●人物紹介は気が向いたら。

以上!

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Re: 神を断罪し少年 ( No.1 )
日時: 2011/12/30 06:45
名前: 結城柵 ◆ewkY4YXY66 (ID: khvYzXY.)

第零話【終わりの夢】

「どうか…終わらせて…。貴方の手で…この、狂いきった世界を…」

少女の堅く瞑られた瞳の端から、一滴の雫。
あぁ、またこの夢なのか。白坂終(しらさかしゅう)は、思う。
ここのところ、毎日のように見る夢。
銀の髪をした少女の夢。
夜が明けない世界を、その少女とさまよう夢。
人を殺していく夢。

そして、少女を、自らの手で殺す夢。
その少女は、赤い花を咲かせながら、穏やかに笑む。

理由なんて知らない。馬鹿らしい。ただの夢だ。
そう言い聞かせても、やりきれない感情。


世界の夜明けは、赤色に染まり。

Re: 神を断罪し少年 ( No.2 )
日時: 2011/12/30 13:50
名前: 結城柵 ◆ewkY4YXY66 (ID: khvYzXY.)

「……ねみぃ」

うんざりとした表情で、少年は上半身を起こした。
ところどころ寝癖のついた頭を、乱暴に掻く。
少年は、まだ虚ろな目で時計を見て、ため息を吐いた。

「あー…、寝た気がしねぇ…。俺の夢、どんだけ超大作なんだよ…」

たいして面白くもない冗談を呟く。

まぁ、寝てるわけにもいかないか。

少年は、スリッパに足を引っかけると、軽快なリズムで、階段を降りていく。

「母さん、飯なにー」

声をかけながら、台所をのぞき、少年は首を傾げる。
いつもシンクに立つ母の姿がない。それどころか、父や妹の姿もない。

「どうしたもんかね…」

少年は呟くと、玄関に足を向けた。

とりあえず、新聞、読もうかな。

Re: 神を断罪し少年 ( No.3 )
日時: 2012/11/30 15:47
名前: 夕凪舞う大地 (ID: PWqPGq9p)

結城さんの小説は、独特の世界観をもっていて、とてもおもしろいです。
キャラの名前も個性的で、読んでいて心がわくわくしてきます。^^

つづき、楽しみです。


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