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幼かった頃
日時: 2012/01/10 00:48
名前: AT2 (ID: SG7XrUxP)

 「普通」ってそれが、本当に、「普通」なのだろうか
 でも 幼かった僕には、「わからない」って言われるだろう
 「それ」は、確かに、この目に、見えていた
 はずだったのに・・・・・・

「腹減った〜 飯 飯 飯は?」

 お婆ちゃんは、後ろを向いたままこう言った

「もうすぐできるから まっててね」

 僕は、その返事を聞いて、こう答えた

「トイレに、行って来る」
 おばあちゃんが、返事を言う前に、トイレに、向かった
 もう、日が、落ちて、照明が、キラキラ光っている
 それが、最初に、思ったこと そして・・・・・・

「奥に なにか?・・・・・・いる」

 初めは、「ありえない」と思うことで、怖さはなかった
 でも、人間どうしても 時間が、経つと良く見えてくる
 あきらかに、「人間じゃない」とその時わかった
 そして、「青くて人型のような形」それしかわからなかった
 もっと近くに、行ってみようそう思った その時は・・・・・・

「まあ 大丈夫しょ トイレ〜 トイレ〜」

 「一歩」歩いただけです 
 青い人型のような形が、こっちに、来ました
 明らかに、宙を浮いていて、手を伸ばしながらこっちに、来るのです まあ、元々狭い廊下で、大体5〜7メートルぐらいしかないのです 
 一歩目だったから すぐに、後ろを向き扉をあけながら

「うわぁぁぁぁああぁ〜〜〜〜〜」

 って叫んで、急いで、「それ」の侵入を扉を閉めて防ぎました
 こっちには、これないらしい それが、小さい頃わかった事
 そして、大人には、俺が、出したはずの声や
 「青い人型のような形」を見ること聞くことが、できなかった
 それが、もう一つわっかた事 
 でもさすがに、声が、聞こえてなかったのが、本当に怖い
 あの時確かに、「叫んだ」なのに、聞こえてなかった
 もしもの事を考えるだけで、時々不安に、なる
 子供の頃トイレに、いけなかった理由が、みんなのと違うようだった
 だから トイレに いけるよう がんばればいい
 勇気と判断さえ 間違えなければ、生きていけるから・・・・・・
  

 
 
  

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