ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- うそつき〜1人ぼっちが2人〜
- 日時: 2012/01/15 20:12
- 名前: リオカ♪ (ID: kY71cFa4)
下手ですが書かせていたたきます。
登場人物
・霧崎 翔
特に目立たない少年
いつも一人
・妃衣螺 あずさ
クラスで浮いている
自己チュー?
まあこんなかんじです。
いつからだろう。一人になったのは。
目の前にいる誰か、中学の制服だ。
顔がわからない。
いつの間にか目の前が真っ赤になった。
「うわっ」
ようやく目が覚めた。
「なんでこんなこと考えたんだろう、俺」
独り言をつぶやく。
ああ、あいつのせいか。真黒な髪に、赤い瞳、
妃衣螺 あずさ
あいつのせいで、高校1年まで一人ぼっちだったのに、一人増えてしまった。
いらないのに。
ブロローグ
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- Re: うそつき〜1人ぼっちが2人〜 ( No.1 )
- 日時: 2012/01/15 20:13
- 名前: リオカ♪ (ID: kY71cFa4)
第1話 『迷惑』
何で学校なんかあるんだろう。なんのため?
そう思ってもきけるひとなんていない。
たぶんほとんどの人が「勉強」と答えるだろう。でもそれは小学校ぐらいまででいいはずなのに。高校なんて。
だから一応聞いてみた。迷惑なあいつに。
答えはこうだ。
「それは、面白いからだろう。でなきゃ私はこないよ」
聞いて損した。あいつ、つまり妃衣螺あずさは面白いか面白くないか理由はそれだけな奴だ。
「さてと、そろそろ昼ご飯にしよう。屋上に行くぞ」
いやだ。そういう暇もなく引きずられていた。
そうだった。あいつに反論はつうじない。だから
「はなせよ。にげやしない」
「・・・」
しかしあいつは無視。
仕方なく引きずられることにする。だがすごい怪力だ。
スタイルがよく女なのに、男の俺を平気で引きずる。
いや今はそんなことかんがえている時ではない。
「とーちゃーく」
はい。屋上についた。
せっせと弁当を用意するあいつ。
俺はまだ食べるとも言っていない。でも腹は減った。食べることにする。
だが、
ある意味迷惑。
- Re: うそつき〜1人ぼっちが2人〜 ( No.2 )
- 日時: 2012/01/15 20:13
- 名前: リオカ♪ (ID: kY71cFa4)
第2話 『名前』
「おいおい。せっかくさそったんだ。後ろ向いて食べるなよ。まあいいけど」
「・・・」
「まあ、せめて何か話そうよ」
「・・・」
話す必要がないあいつと。
「あ、そうそう。今から霧崎のことショウ(翔)と呼ぶからな」
「・・・」
勝手にしろ、そう思ったが口にしなかった。
「そしてショウおまえは、私のことをあずさと呼べ。いいな」
もう本当うざい。
「いいな」
「・・・はい」
「よし」
こいつ返事しないとしつこいんだな。
どうせすぐ俺のことをかまわなくなるのに名前なんてどうでもいい気がした。
- Re: うそつき〜1人ぼっちが2人〜 ( No.3 )
- 日時: 2012/01/18 20:52
- 名前: リオカ♪ (ID: kY71cFa4)
第3話 『もともと一人のくせに』
昼休みが終わり放課後
俺はさっさと帰ろうと前を向く。
すると門の前に人影があった。だがもちろん無視。だってあいつ、あずさだったから。
しかし、どうも視線が痛い。あずさの視線は 1人で100人分ぐらいあるかというように。
本当に気まずい。
「・・・」
とりあえず立ち止まる。
あずさは腕を組みまっていた。
やはり無視しよう。視線は痛いがあとのことをかんがえるべきだ。
俺はあずさの前を通り過ぎ・・・ようとした次の瞬間。
「!!」
あっけない。やはり無視しなければよかったと落胆。
投げ飛ばされていた。
「無視するなよ。私は無視されるのが嫌いなんだ。まったく、せっかく1人だったからさせってるのに・・・・・」
以下省略。ぐだぐだうるさい。
というか1人だったのはおまえもいっしょだろ、心の中で突っ込む。
あずさ、お前もそんな性格だからクラスで浮いていて近寄りがたいんだ、直せよその性格。
だが、もちろん口にしない。後のことが想像できてしまう。
しかしだからと言っては何だがこれだけは口にした。
「おまえも、もともと1人のくせに」
- Re: うそつき〜1人ぼっちが2人〜 ( No.4 )
- 日時: 2012/01/19 20:42
- 名前: リオカ♪ (ID: kY71cFa4)
第4話 『だからおまえは友達が出来ないんだ』
「何か言ったか?」
「・・・」
グギッ
「っー」
腕をねじられた。
「な に か い っ た か」
「いや、言ってません。なにも」
化けものだ。一瞬化け物に見えた。
「ならいい」
よかった気にしてなくて。問い詰められてたらヤバイところだった。
とにかく怒らせないようにしないと俺の命が危ない。
「ふむ。最近多いなふりょう」
関係ない、俺には。
「今関係ないと思っただろ。もう少し関心を持て、会話が続かない」
「いや。関心を持てといったて・・・。さすがにこの話題はだれも乗らない」
「別に誰かじゃなくてお前にしゃべっているんだ。関係ない」
俺だけにこの会話。きつすぎる。
黙ってしまった俺にあずさは気まずいと感じたのか言いなおした。
「いや、そうだなショウ。正確にはどんな話題でもしゃべらないといけないと言っているんだ」
「どうでもいい」
即答する。
はぁーと、あずさがため息をつく。
そして
「だからおまえは友達が出来ないんだ」
あずさにだけは言われたくはない言葉だ。
- Re: うそつき〜1人ぼっちが2人〜 ( No.5 )
- 日時: 2012/01/21 19:55
- 名前: リオカ♪ (ID: kY71cFa4)
第5話 『いつから』
今日は散々な目にあった。
家に帰りついてすぐにベットに倒れこんだ。
友達
いつからあいつといる。ああ、昨日からか。
じゃあ、いつから一人になった。
中学の時はいた気がする。記憶があいまいだ。
でも、高校1年の時はいなかった。
そして、高校二年友達かはわからない。
あずさは。
勝手に絡んできた・・・・・。
いつから一人を好むようになった。
いつからだっけ・・・いつから。
考えてるうちに目の前が真っ暗になった。
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