ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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FREE★cat's 
日時: 2012/01/16 21:05
名前: ピッヴ (ID: L/on88L2)

はい、こんにちはw←え
初めてでは無く・・・HNを変え続けてきた者でs←何やそれ
まぁ、宜しくお願いします。

★ルール★

○荒らし・中傷などは禁止
○エロ・グロも禁止
○雑談は控えめに
○宣伝はOK(なるべく控えて下さい。)

では、スタート!

登場人物・>>1 プロローグ・>>2 

一話 >>3

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Re: FREE★cat's  ( No.1 )
日時: 2012/01/16 20:39
名前: ピッヴ (ID: L/on88L2)

登場キャラ★

由香里

ブサイク。虐められていて、家出をした。

瑠香

虐めっ子。由香里を虐めていた。

猫達
いろんな猫。特殊な技が使える



山田(苗字)

瑠香の事が嫌い。

佐藤(苗字)

イヤミな奴。女子から評判悪い

Re: FREE★cat's  ( No.2 )
日時: 2012/01/16 20:40
名前: ピッヴ (ID: L/on88L2)

 ∞∞プロローグ∞∞

私はずっと
逃げ続けていた。
逃げ続け
逃げ続け
出会った者が

・・・・・・猫。

Re: FREE★cat's  ( No.3 )
日時: 2012/01/16 21:03
名前: ピッヴ (ID: L/on88L2)

 第 一 話 ∞ ∞空気を操る猫``aircat's''∞ ∞

私は重々しい足取りで学校へ向かう。
友達のいない私はたった一日の学校でさえ辛く感じた。
こちらへ来る人影が見えた。

・・・どうせ、またイジメだ。

私の心の中ではそんな事を思っていた。
ブサイクなのは分かる。けど-------

 虐められるのは嫌だ。

寄ってきたのは虐めっ子、瑠香と佐藤(苗字)。
あの二人は隣の学校にも知られるほど有名な仕切り屋で、命令を従わなかったら虐められるぐらい。
・・・だから、私は学校が嫌いだ。
あの二人のパシリにされる。
どうせ--------------

「あのさあ、学校来ないでくれる-----?マジキチなんですけど。あんた、ムカつくんだよ。」

・・・こんな瑠香のやりとりにはもう慣れた。
相手の佐藤はギロッとこっちを見て睨んだ。
まるで心の中を読んだみたいに。


                       ★

学校から帰り
誰もいない家へと向かった。
予想をした通り、あの二人が腹黒いオーラをぷんぷんだしている。
私はさっさと家に帰ろうと早足で歩いた。
後ろからは誰も付いてきていない。

 ・・・良かった。もう着いてきては居ない。

誰もいない家に、プルルルル…
と電話の鳴る音がした。
駆け足で家に入ると一本の電話だった。

「あなたのお母さんが、午後三時ごろ、心臓病で病院で亡くなられました-----」

うそ・・・。
一番信頼していたひとが居なくなる、なんて。
嫌だよ。いくら訴えても戻ってこない。
涙なんかこぼさない。
私はお母さんに

  「今までありがとう」

ぐらい言いたかった。
止まらない涙を抑え、急いで電話を切った。

                     ★

準備が出来た。
何がって・・・?
家出。
持って行く物は食糧とお洋服、ミネラルウォーター位。
少なめだが私にとってはとても重く感じられた。

「いこ。」

お金を忘れていた事に気が付いた。
今取りかえろうとしたが、足が進まない。
やはり、行きたくないのだ。

「ニャーン♪」

猫が私の足にすり寄ってきた。
なぜか、私は、この猫が「仲間に入れてあげる」と言っている様に聞こえた。
猫は空を切るかのように爪を空中で尖らせ、

 ・・・次元を切った。

驚く暇も無い。私はその場所へ吸い込まれていく。
私はその猫を、空中を操る猫、「aircat's」(エアーキャッツ)と名付けた。

続く


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