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彼女は永久に本を読む
日時: 2012/01/22 15:25
名前: 暮来月 夜道 ◆kaIJiHXrg2 (ID: KjZyd1Q/)

ども、知る人ぞ知る悪評の固まり事、クリスマスさんです。
ああ、私のことなんて興味ないですね。 一ヶ月ぶりくらいにここで小説執筆を再会しようかと思いまして
まあ、前置きはこの辺に。 

ファジーの方にしようかと思いましたが、どうやら私にはこっちの方があっているようです。 精神的に(笑)


>>1 表紙

古代の寺院
>>2§>>5-6

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Re: 彼女は永久に本を読む ( No.1 )
日時: 2012/01/20 18:51
名前: 夜道 ◆kaIJiHXrg2 (ID: KjZyd1Q/)

 廃村の寺院に近づいてはならない。
 供え物をする以外は。

 その道は獣道。        
 供え物をする以外は。

 行く途中には魔女が出る。   
 供え物をする以外は。

 その魔女は……金色の髪の少女。
 音を聞きつけ山猫と共にやってくる。 

 彼女を探してはいけない。
 見つけてはいけない。
 見てはいけない。
 出会ってはいけない。
 話してはいけない。
 関わってはいけない。

 供え物をする寺院に踏み込んではならない。
 供え物は寺院の門の前におけ。 次の日には既に彼女が持っていくから。
 山猫を見たらすぐに逃げろ。 近くに彼女が居るから。

 そんな馬鹿げた言い伝え。


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