ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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無罪
日時: 2012/01/21 00:36
名前: ルン (ID: tfKYI02A)

私の双子の妹、羽衣ういは素直で可愛い子だった。

「美羽〜羽衣〜早く起きなさい!!」

あ、言い忘れてたけど私の名前は美羽。羽衣の双子の姉。

羽衣「美羽〜髪結んで〜」

美羽「もう。しょうがないな〜」

しっかり者の姉の私と素直で可愛い妹の羽衣。

これが私の日常だった。

そう、羽衣が無罪の罪をきせられて自殺するまでは・・・・

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Re: 無罪 ( No.1 )
日時: 2012/01/21 01:05
名前: ルン (ID: tfKYI02A)

「美羽!羽衣!おっはよ〜!」

この元気な子は私たちの親友の沙耶さや

沙耶「羽衣日直でしょ?早く行かなきゃやばいんじゃ・・・・」

羽衣「あ、そうだった!じゃ先行ってるね!」

美羽「うん。」

           〜放課後〜

先生「羽衣さん。じゃああと日誌書いて黒板消して窓もしめてってね。」

羽衣「はーい。美羽、沙耶、先帰ってて。」

美羽「うん。わかった。」

この時、待ってて羽衣と一緒に帰ったらあんな事件に羽衣は巻き込まれなかっただろう・・・・

美羽「ただいま〜ってお母さんまた出張か。」

私は暇なので私はこの時テレビを見ていた。

それからしらばらくして 『ルルルルルルル』

この電話の着信音が私たちの不幸の始まりだった・・・・

Re: 無罪 ( No.2 )
日時: 2012/01/21 01:32
名前: ルン (ID: tfKYI02A)

美羽「はい、立花です。」

あ。またまた言い忘れてたけど私達の名字は立花。

『〇〇警察署なんですけど・・・・立花美羽ちゃん?』

美羽「え、はいそうですけど・・・・」

『今から〇〇警察署来れるかな?羽衣ちゃんのことでちょっと・・・』

美羽「え・・・羽衣がどうかしたんですか・・・・?」

『それは警察署に来てから話すわ。家の人出張でいないから羽衣ちゃんがあなたを呼んで欲しいって・・・・』

よくわからなかったけど私は警察署へ行った。

美衣「すみません、ここに立花羽衣がいるって聴いたんですけど・・・」

「あ、立花さんね。山崎さん!来たわよ!」

「あなたが美羽ちゃんね?私は山崎。羽衣ちゃんはこちらよ。」

エレベーターで上がって奥の部屋に行った。」

羽衣「美羽!!」

美羽「羽衣!いったいなにがあったの!?」

山崎「実は・・・羽衣ちゃんが殺人の罪をきせられてるのよ。」

美羽「え・・・・?羽衣がそんなことするわけないでしょ・・・?」

羽衣「私はただ女の人に男の人が刺してるところをみちゃっただけで・・・・」

山崎「でも服に血ついてるから怪しまれるのも無理ないわ。」

美羽「これは・・・・女の人に刺さったナイフを取ろうと思って・・・」

山崎「なんで誰も助けを呼ばなかったの?」

羽衣「あそこ人全然通らないから大声で呼んでも来てくれなくて・・・・電話も持ってないし救急車も呼べないし・・・・」

山崎「それを警察がたまたま見たってことね・・・・」

美羽「もういいでしょ!羽衣は嘘つかないし!」

羽衣「美羽・・・・ありがとう。わざわざ来てくれてごめんね。」

美羽「いいよ。羽衣のためだもん。ハイそれ脱いでこれ着て。」

私は血がついた羽衣のジャンバーをバックにしまい、私の着ていたジャンバーを脱いで羽衣に差し出した。

羽衣「美羽ちゃんのジャンバー暖かい〜」

美羽「ホラ。帰ろう。」

Re: 無罪 ( No.3 )
日時: 2012/01/21 11:26
名前: ルン (ID: tfKYI02A)

ー3日後ー

「あ、ホラあの子よ。殺人犯したっていう立花さんちの羽衣ちゃんって子。」

「小学生なのに怖いわね〜」

・・・・・もう噂が広まっていた。羽衣はやっていないのに・・・・

「なんで警察は逮捕してくれないのかしら。」

「怖いものよね〜・・・・」

「美羽ちゃん。もう羽衣ちゃんには関わらないほうがいいわよ。両親も出張で全然帰ってこないしうちの家に泊まったら?あんな子と一緒に住んでたら美羽ちゃんまで危ないわよ。」

近所の人達が言う。でも・・・・・

美羽「羽衣はやってないよ。羽衣!学校行くよ。」

羽衣「う、うん・・・・・・」

Re: 無罪 ( No.4 )
日時: 2012/01/21 23:31
名前: ルン (ID: tfKYI02A)

羽衣「ねぇ美羽。私なんで悪いことしてないのにいじめられるのかな?」

美羽「また学校のこと気にしてるの?」

今日学校に行ったら皆が羽衣のこと殺人よばりしてきたのだ。

羽衣「でも家のドアにも出て行けとか描いてあったし・・・・」

美羽「だからそんなの気にしちゃ駄目だって!私が守ってあげるから。」

・・・・・・とは言ったものの・・・・

ある日学校に行ったら教室が騒がしかった。

沙耶「ちょっとあんた達まだこんなことして楽しいの!?」

除いてみると沙耶が羽衣の机に「消えろ」という文字を消そうと頑張ってる。だいたい状況が読み込めた。

「だって沙耶ちゃん。クラスの中に殺人犯がいるんだよ?」

美羽「だから羽衣はそんなことしてないって!まだわからないの!?」

沙耶「美羽!そうだよ美羽の言うとうりだよ!」

「でも・・・・・・」

・・・・・しばらく皆沈黙になった。

沙耶「・・・・・・・・アレ?そういえば羽衣は?」

美羽「なんか今日遅刻して行くって。」

やっぱり学校来るのはつらいよね・・・・・・・

先生「美羽ちゃん!大変よ!あなたの住んでるマンションで羽衣ちゃんが・・・・!」

美羽「・・・・・・・・え?」


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