ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 人類密売_____
- 日時: 2012/01/26 19:21
- 名前: リナ ◆Vtjl1OZaTk (ID: 7foclzLM)
こんばんは、リナと言うものです。
人類密売、暗いテーマで悪いですが頑張りますので付き合ってやってください\(^^)/
なりきり掲示板でも同じようなの立ててるので行ってみてください。
■ ぷろろーぐ
誰もいない。 何もない。
家族なんて知らない、お金なんて少しもない、
それを救ってくれたのは、この仕事だった...
■ せってい
*社員
黒のスーツ着用、売り物を売り出せるように教育する。
広い洋室に住み、休みも取れる。
*売り物
女子は白いワンピース、男子は黒いワイシャツ。
教育され大富豪の使用人などとして売られる。
狭い洋室に4人で住む。
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- Re: 人類密売_____ ( No.1 )
- 日時: 2012/01/26 20:36
- 名前: リナ ◆Vtjl1OZaTk (ID: cZfgr/oz)
平成xx年、日本。
辛い、辛い日々を越えた私が今立つのは、
大きく広い部屋。
調度品、豪華な家具が並ぶ、どこか西洋風な雰囲気を漂わせるそこは、
人類密売会社のロビーだ。
思い返したくもない苦しい日々を思い出してしまいそうな白いワンピースと黒のワイシャツ姿がちらほら見えて掃除をしている。
そう、あれは私が12の時、忘れもしない12月24日、私の誕生日。
父親が無差別殺人事件の犠牲になった。
その後一年もせずに母が再婚、捨てられ何もない私を引き取ったこの会社。
そしてこの会社で売り物として頑張った4年後、私が16の時、
功績を称えられこの会社で職を得た。
って話。また詳しくはなそう。
「ほら次は掃除でしょ?早く仕事しなさい、売れないわ」
- Re: 人類密売_____ ( No.2 )
- 日時: 2012/01/26 21:36
- 名前: リナ ◆Vtjl1OZaTk (ID: ozdpvABs)
「どうしたの?新入り?」
同じ社員として働く奴に気になって聞く。
朝から社員がそろって入り口をあたふたしてて、できることなら手伝いたい...なんて思うはずもなく、ただうるさくて頭痛がしてきただけだ。
この社員は矢野原南 /やのはらみなみ 、仕事が大好き冷酷人間。金のためにすべて掛ける奴。
「新入りの子が暴れてるの、こんなとこ嫌だって」
さもめんどくさそうに言う矢野原、黒い髪を後ろに縛りフレームのない眼鏡をかけている。化粧なんてせず、ただ働く矢野原を私は不思議にしか思えない。
「いやだいやだ!こんなの嫌!私にはなんにもないけど...売られるなんて嫌あああああ!!」
じたばた暴れまわる少女を押さえつけ、連行していく社員たち。
彼女は目に涙を貯め、悲鳴をあげ続ける。
「月丘さま、あれは相当ひどいかと...」
黒のワイシャツ、その長身が私に近づく。彼は植野礼斗/ うえのらいと という売り物だ。仕事は頼めばしてくれる、でも無口ぎみであんましゃべってくれない、過去になにか大変なことがあったと聞いた。まあ無いとここには来ないよね。
「....今回のはちょっと教育難しいわね」
真っ青な瞳が私を見る。本当に日本人離れしている。
任せておけ、こういうのは馴れている。私はヒールの足音を立ててへたりこむ彼女に言った。
「君名前は?立ちなさい」
「名乗る前にあなたから名乗りなさい!」
生意気なガキだ。私を誰だと思ってるのかしら...。
「人類密売会社社員で担当は料理とピアノ、月丘華よ」
思いっきり作り笑いを浮かべる、さあ次名乗るのはあんた。
「星宮瑠璃、15歳。....何の用?おばさん」
星宮瑠璃と名乗った少女は私を見てそういう。このガキ容赦しないわよ。
「あらまだ22よ。あんたが立派な売り物になるための教育をするの。よろしくね」
「私は....戦ってやる!売られたりなんかしない、あんたたちに勝ってやる!!」
- Re: 人類密売_____ ( No.3 )
- 日時: 2012/01/29 16:07
- 名前: レント (ID: DcPYr5mR)
あ、此処がリナさんの小説ですか?
とても面白いですね!
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