ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 8月32日
- 日時: 2012/02/08 19:15
- 名前: 椎菜 ◆jERMdz7juo (ID: eHv1NYKC)
こんにちわ〜
椎菜と申します^^
一人で書くのには慣れてないんですが、よろしくです。
ところどころおかしな所があると思うんで指摘お願いします!
更新すごく遅いです。カメより劣ります。
何かの話に似てるとかそういうのは受け付けませんww
きのこメイドさんとの共同小説『ミッション〜共同制作〜』もよろしくです。
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- Re: 8月32日 ( No.1 )
- 日時: 2012/02/08 22:37
- 名前: 椎菜 ◆jERMdz7juo (ID: eHv1NYKC)
#1 「最終日」
ピピピピ・・・
ある夏の日、僕を眠りから覚ましたのは目覚まし時計の無機質な音だった。
手探りで枕元の時計を止め、大きく伸びをする。
ベッドの上で起き上がると、ちょうど部屋の向かい側にある窓から朝日が差し込んでいた。
今日は最悪な朝だ。
暑い。どうして朝なのにこんなに暑いんだ・・。
寝巻きは汗で濡れていた。この不快なベタベタ感を消すべく僕は浴室へと向かった。
シャワーを浴び、浴室から出てきた僕はまずリビングへ向かった。
そして薄型の液晶テレビのスイッチを直におした。
リモコンは数日前になくしていた。
物をよくなくすのは僕の悪い所だ。でもなぜなくすのか自分でもわからない。物を出しっぱなしとか、使いっぱなしとか、そういうことをしなくても、いつの間にか僕の身の回りからは物が消えていた。
テレビは3秒ぐらいたってからようやく付いた。
いつも見ているニュース番組は最近世間を騒がせている連続無差別殺人事件を取り上げていた。
犯行現場が家にだんだん近づいている。
用心しなきゃな・・いつどこでやられるかわからない。
そんなことを考えているうちに、テレビは今日の洗濯物の乾き具合を喋り出した。
朝ごはんを食べ終わると、もう9時過ぎる頃だった。
もうすぐ時間だ。約束は15分だからもうじき来るだろう。
朝食の食器を片付けるため、汚れた皿を溜めた水の中に突っ込んだと同時に玄関のチャイムが鳴った。
多分あいつが来たんだろう。
急いで玄関に向かうとそいつはもう中に入っていた。
「勝手に入るなよ。弦・・。」
弦は片手を上げながら「よー。結城〜。」とか言っている。
弦が家に来たのは残っている夏休みの課題を一掃するためだ。
今日は8月31日。夏休み最終日だ。
〜#1END〜
- Re: 8月32日 ( No.2 )
- 日時: 2012/03/30 21:55
- 名前: 椎菜 ◆jERMdz7juo (ID: eHv1NYKC)
お久しぶりです・・
#2
「とりあえず中はいれ・・」
「うぃーす。お邪魔しまぁす!」
そういうなり弦は家にあがった。
ドアを閉めてからリビングに戻ると弦が周りを見渡して、棚の上に乗っていた写真を見つけ、まじまじと見ていた。
「何みてんの?」
「結城、お前ちっちゃい頃可愛いな!横にいるのは親?」
「っ!何勝手に見てんだよ、お前!」
写真を取り上げようと掴みかかると軽くかわされた。
「今日は一人なのか〜?」
「・・・・。」
「・・どした・・?」
不意に黙り込んだ結城を見て、弦が少し慌て始める。
「おーい…。・・結城?」
「…死んだんだ。5年前に僕一人を残して。二人とも。」
「…あ……ご、ごめん。嫌なこと…聞いちまったな…。」
「・・・・・・。」
「・・・・・・。」
わずかな沈黙。
「ごめん、暗くなったな。勉強しよう。」
結城が元の明るい声で言った。
「あっ、そっそうそう!全然終わってねぇーんだよ!」
少しぎこちない笑みをつくりつつ、結城に続いて二階に上がった。
二階には4つの部屋があり、結城は一番奥の部屋の前で立ち止まった。
ドアにはプレートがかかっており、ローマ字でYUKIと掘ってあった。
そしていくらか時間がたち、無事弦の宿題も終了。
そろそろ帰る時間だ。
「んー。そろそろ帰るな、俺。」
「おう。・・送ってこうか?」
「いいよ。んな事、俺は男だぜー?そういうのは普通女に言うもんだろ。」
「・・・でも、最近物騒だろ・・?」
「まぁまぁ、お前も戸締りちゃんとしとけよ!じゃな〜」
そう言うともう日が落ちかかっている街を走り去っていった。
なにか起きそうな嫌な雲が街の空を覆っていた。
明日は雨かもしれないな。
その夜妙に胸騒ぎがしてなかなか眠れなかった。
この日に何もせずに眠ったことでこの先どんなに後悔するかなんて今の自分には予想もできなかった。
明日からいよいよ学校だ。
〜#2END〜
- Re: 8月32日 ( No.3 )
- 日時: 2012/03/31 14:59
- 名前: 向日葵 (ID: mnC5ySyz)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.cgi?mode
面白そうな題名だったので見ました!!
とっても面白いです♪
続きが気になります>^_^<
私もシリアス・ダークで小説を書いています
「王様とトモダチ〜キングの憂鬱〜」っていう小説です(*^_^*)
椎菜さん見習って頑張ります!
更新頑張ってください☆
- Re: 8月32日 ( No.4 )
- 日時: 2013/03/02 02:39
- 名前: 佐助 ◆KbzB3CTIUM (ID: 87/p/wqU)
見に来たぞーい
去年から来てないんだ?
3話がんばれ!!!
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