ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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BLACK〜時よ止まれ〜
日時: 2012/03/08 16:07
名前: 桜丸 (ID: 4SiygD4o)

どうもです。
シリアス・ダーク小説系は1度だけ書いたことがあったのですが
ネット上で書くのは今回が初めてです。

カタツムリ並みのスピードですが宜しくお願いします。

※作者はコメなどをもらうと狂喜乱舞します←更新も早くなります。


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設定

異世界みたいな感じです。
主人公は暗殺者(忍者に近いかも)です。すごいです達人です。
命令はなんでも従います。

登場人物

主人公:クロ
暗殺者。拳銃とか短剣(両方共2つずつあります)を持ってます。
あ、女の子です。大人しいです。こんな感じ?

登場人物1:ライ
クロの仕事仲間みたいなもんです。男の子です。
元気いっぱいです。雷系の能力がありますw強いです。

登場人物2:ご主人様
クロやライ(その他もろもろ)がつかえている人です。
謎につつまれています。

登場人物3:ソウ
結構一般人に近いです。てかどっかの国の王子です。
なんか・・・かっこいいです。笑顔が素敵です。

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Re: BLACK〜時よ止まれ〜 ( No.1 )
日時: 2012/03/07 17:06
名前: 桜丸 (ID: 1bx430d5)

—はじまりの刻—

雨が降っている。
空は闇のように、黒い。

暗い、暗い、森の中。

謎の影。

ダァーン!と銃声が響く。

影が2、3人。死んだ。

ビリリ…バチバチッ

雷が、落ちた。


残りの影も全て、消えた。


********************************



『そっちは終わったか?』

1人の少年の声が聞こえた。
その先には少女が立っている。

コクリ…とその少女は頷いた。

『報告…』

『あぁ、そうだな。ご主人様に報告しに帰るぞ。』


少女と少年が身にまとっていた黒い服は血に染まっていた。

Re: BLACK〜時よ止まれ〜 ( No.2 )
日時: 2012/03/07 17:31
名前: 桜丸 (ID: 1bx430d5)

—少年と少女—

少年と少女は報告のため、屋敷へ戻ることにした。
暗く、雨の降っている道を彼らは歩く。

『はぁ〜今日もあんまし、面白くなかったな。』

『そうだな・・・』

『最近弱いやつらばっかでつまんねぇ…おまえもそう思わねぇか?』

いつも少年と少女は仕事の帰りにこんな話をしているらしい。

『でも…あれ、人じゃなかった。』

いつもは少年の言葉に相槌をうったり、『そうだな』とかしか言わない少女が今日は自分からしゃべったので、少年は少し驚いた。

『だな。まぁ、人間だろうがなんだろうが、俺様の雷をくらえばいっぱつであの世行きだぜ!』

『私の方が・・・強い。』

『なんだと!?ゼロてめぇ…』

ゼロは少女の偽名である。
任務中はこの名を使うように言われていた。

まぁ、彼女の本当の名などは無く、本名として使っているのも“ご主人様”が考えたものなのだが。

『だってサン。私に勝ったこと・・・無い。』

サンとは少年の偽名である。

『うるせぇ!じゃあ屋敷に帰ったら勝負だ!今度こそ俺が勝つ!』

いつも彼はこの台詞を言って、必ず負ける。


『あ、屋敷。見えてきた。』

サンとゼロの先には大きな西洋風の屋敷。
黒い錆びた門に煉瓦のようなものでできた屋敷。
屋敷にはツタの葉が絡みついている。

彼らが門の前につくと、まるで待っていたかのようにギィィ…と
音をたてながら門がゆっくりと開いた。


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