ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 地獄のゲームをハジメヨウカ
- 日時: 2012/02/20 21:24
- 名前: あずさ ◆r39666tJr2 (ID: 9FUTKoq7)
こんちわノ今回はシリアスは初めてなので素人の中の素人なのでどうかあたたかい目でみてあげてください;w;
中傷などはやめてください!
アトバイスなどはうけつけております!
完結・・・めざしてたいです!
かなりグロ系です!嫌だとおもった方はBACK!
きてくださった方々【】人
___________________________________________________
目次
>>1 プロローグ >>2 登場人物
>>3 オリキャラ募集用紙 >>4 アンケート
>>5 第1話 >>6 第2話
>>8 第3話
__________________________________________________
Page:1 2
- Re: 地獄のゲームをハジメヨウカ ( No.5 )
- 日時: 2012/02/19 17:51
- 名前: あずさ ◆r39666tJr2 (ID: 9FUTKoq7)
.第1話.
プルルル プルルル
誰だ…。朝っぱらから…。
俺は眠気なまこで机の上においてあった携帯を強引にとりボタンをおし耳におしあてる。俺は眠そうな声できいた。
「もしもし?」
「あ、たっくん起きた?おはようw」
この声は…日奈か。日奈は弾んだ声で言う。
「ねぇねぇ、今日何の日か知ってる?」
「え?」
俺はつい思惑の言葉を漏らした。電話口から日奈の少し怒ったような声が聞こえる。怒ったといっても日奈は怒ってもあんまりこわくない。
「もう!!今日は私の誕生日なんだよ?忘れたの!?」
そうだった。慌てふためきながらカレンダーにチラっと目をやると12の数字に水色の丸が囲まれていた。なぜ水色かというと日奈が好きな色だからだ。俺は頭をかきながら謝った。
「悪い、忘れてたわけじゃないんだ。ここ最近忙しくて」
俺の答えに日奈は小さく笑っていった。
「ふふwいいの、たっくんはいつも頑張りすぎだもん。今回は許してあげる、でもあまり無理したら許さないからね?」
「ありがとう・・・日奈」
「うん!じゃ、またあとでね」プチッ
そうか。今日は日奈の誕生日だったな。何かしようか。うん。ここ最近日奈とは学校でしか喋っていない。別に避けてるわけではない。ただ、衝動的に俺はいつのまにか付き合いが悪くなっていた。それは親友の遊馬からもいわれたことだ。
【お前、最近付き合いわりぃのな!】
その言葉が脳内を張り巡らせる。それはそうかもしれない。
だって中学生の俺にとって父親の死というものは過酷すぎる現実かもしれない。あんなに優しかった父がどうして病におかされなければいけないのかもわからなかった。神様は俺たちを見捨てたんだと勝手に思い込むこともあった。
もちろん、父親が死んだことは友達、いや遊馬や日奈にも言っていない。だからこそ俺の現状が知りたいんだろうな。
俺は制服を着て1階におりる。下では母さんが父さんの遺影の前で何度も何度も手をこすりあわせていた。そして俺の存在にきづいたのか、俺を見るなり狂気に満ちた目をしながら言った。
「どうして?どうしてうちの旦那が死ななきゃいけないの?ねぇ、拓真ぁ…」
わかるよ。母さん。でもこんな思いをいっても父さんは戻ってこないんだ。わかって?母さん…。
俺は母さんの視線から避け何も食べずに家をでた。
家の方から母さんの啜り泣く声が聞こえる。
俺だって泣きたいよ。母さん…。
- Re: 地獄のゲームをハジメヨウカ ( No.6 )
- 日時: 2012/02/19 19:46
- 名前: あずさ ◆r39666tJr2 (ID: 9FUTKoq7)
第2話
俺たちの通ってる中学は虐めが多い、と黒いうわさがたってる学校だった。外から見たらそうかもしれない。見かけの悪そうなやつが見かけおとなしそうな奴にちょっかいをかける=虐めと勘違いしている人もいる。
だが俺らのクラスは完璧に虐めのない平和なクラスだ。そう…それは昨日までだ。
いつものようにクラスに入る。するといきなりの罵声があちこちからある1人の子にむかってあびせられる。そのこはずっと顔をうつむかせていた。名前は白石 和子。
1年前この学校に転校してきた子だ。見た目もおとなしければ性格もおとなしい…。だがこのこはすごく不思議でというより変わってるかもしれない。そのこは昨日、「転校前の学校で人を殺した」と言い張ったのだ。そのことがきっかけでそのこは虐められるきっかけとなった。
つまり自分で自分の虐められる原因を作ってしまったということだ。
俺は助けるべきか、ではないべきか考えた。いつものように遊馬と日奈が俺の元に駆け寄る。
「拓真!おはよ!今朝は昨日よりやばくね?祐二の奴、みてみろよ」
俺はいわれるままに祐二の方を見ると祐二はカッターナイフを片手に白石に近づいていく。俺はとっさに白石の名前を呼んでいた。
「白石!!!逃げろ!」
「拓真は黙ってろ!白石…お前うぜぇんだよ。死ねよ…お前なんて」
俺の声を遮り祐二はカッターナイフの刃を白石のか細い腕に突き刺した。深く刺したらしく肉の切れる音がする。
ジュルルルル
俺は耳を塞ぎたいほどだった。白石はスンともウンともいわずずっと顔をうつむかせたままだ。祐二は狂った目で白石に近づく。その時白石が急に大声で泣き出しその場を立ち去った。教室にいる皆の視線が一斉に祐二に向けられる。
「あぁ…祐二くんやっちゃったね…。」
日奈が泣きそうな震える声で呟く。俺には関係ないとでもいうような顔で祐二が俺にカッターナイフを見せながらいった。
「俺はわるくねぇ!わるくねぇからな!拓真!」
どうしてそれを俺にいうんだ…?あ、そうか。俺が止めたから…。
日奈が俺の前にたって大きく手を広げながら言う。
「たっくんは悪くないの!たっくんまで傷つけないで!白石さんに謝って!」
「…ッチ」
さすがに女の言葉に反感をもつ気にもならないのか祐二がポケットにてをいれたまま教室から立ち去った。後に残った空気は陰険な空気だけだった。
「あいつ、白石に謝るのかなー」
遊馬が心配そうな顔で俺の顔を覗き込みながらいった。
俺が思うに多分、祐二は白石に謝ったりなんて…しないと思う。
俺の脳裏にある思考が浮かび上がった。
「白石を…殺す?」
ハッ!!しまった…。脳内で考えてたことがつい口にでてしまった。
俺ってマジで馬鹿だ…。日奈や遊馬だって不審な目で俺を見てる。どうにかこの場を凌ぐ方法を考えないと…。俺があれこれ考えているうちグラウンドから雄叫びが聞こえた。
「な、何の音だ!?」
「いってみる?」
日奈が俺の手をとって1回の廊下側の窓に走っていく。どうして1階なんだ?と思ったがやっと事の状況を理解した。何者かが割ったから。1階しかないのだろう。後から遊馬やほかの奴らも後ろからついてきて、色んな窓からグラウンドを見下ろした。
「キャァァァァァァァァッ!!!!!!」
岡田千恵が顔を真っ青にさせ悲鳴をあげながらある焦点を指差す。
そこで皆がみた光景は確実に残酷な光景だった。
白石が大きな鎌を祐二の体に振り下ろしている。祐二の顔はもうぐちょぐょだ。遠くから見てもその悲惨な状況はわかる。赤い液体が祐二のあちこちから流れでている。その時、鎌を振り下ろそうとしている白石と
俺の目があった。遠くからだしそれに皆いるからほかの奴かとはじめはおもったが絶対違う。だって白石の視点は俺の方をむいていたからだ。目を何度こすっても同じだ。それにこの階は1階だからグラウンドはよく見える。
白石は俺と目があうとニタァっと笑って鎌を振り下ろした。
「た、たっくん…!!」
横で日奈が怯えた目をしながら俺の名前をよぶ。
俺は落ち着いた口調で静かに言った。
「日奈…、これは確実に殺人だ…」
- Re: 地獄のゲームをハジメヨウカ ( No.7 )
- 日時: 2012/02/20 18:09
- 名前: あずさ ◆r39666tJr2 (ID: 9FUTKoq7)
あげ
- Re: 地獄のゲームをハジメヨウカ ( No.8 )
- 日時: 2012/02/20 21:28
- 名前: あずさ ◆r39666tJr2 (ID: 9FUTKoq7)
第3話
しばらくグラウンドを見ていると白石が鎌を持ったままこちらにゆっくり近づいてくる。俺は日奈の手をとり遊馬や皆にいった。
「皆、逃げよう!どこでもいい!できるだけ上の教室のどこかに逃げろ!そのまま鍵をかけてしばらくそこにいよう!」
「状況をしりたいときはどうするの?ずっとそこにいろっていうの?」
そう言葉を発したのは霧島、來。こいつは普段はのほほんとしててあまりそういう事柄には言葉を挟まないのに…。こういう奴だからこそ混乱して泣き叫ぶかと思ったのに。けど、声は震えている。わかってる。こわいんだな?ショックだよな。來は祐二と仲よかったもんな…。
俺は小さく微笑み、來に囁いた。
「状況なら便利な携帯があるだろ?それに俺はずっとそこにいろなんて一言もいってない。ただ今はこの場をやり過ごすにはどこかの教室に身を潜めておくことがいましなければならないことだとおもう。それに今、皆が一斉に動いたら…わかるよな?來」
來は顎に手を置き少し考えながら頷いた。
「そうだね。わかったよ、それじゃ無事を祈るよ拓真くん」
「あぁ!そっちもな!」
俺は來達に手をふり日奈・俺・遊馬と共に3階の1組の教室に隠れることにした。3階の階段をのぼるときふとグラウンドを見てみるとグラウンドではまだ生々しい祐二の遺体が見捨てられたようにあった。
可愛そうに…。あんなに無残な姿になって…。
今見た出来事があまりにも過酷すぎて俺は一瞬嘔吐しかけたが遊馬や日奈に背中をさすられ何とかそこは保てた。
「大丈夫か?祐二の死は残念だったけどさ、でもあいつも白石にあんなことしなければよかったんだよな。」
「あんなことしなっかたらこんなことにならなかったっていいたいのか?」
「え?い、いや、ちげぇよ…。」
俺はいつのまにか遊馬を睨み付けていた。だから遊馬は言葉がでなかったんだろう。
祐二があんなことしてもしなくても結果は【同じ】だと思う。
白石は昨日、転校前の学校で人を殺したと言っていた。だったら…だったら白石は…、でもなぜ殺したかにもよるな。もしそいつが祐二と同じことしたなら…今回は祐二があんなことしたから、になるけど…。でも本当にそうなのか…?
俺達は3回の廊下を進み1組の教室の中に入って身を潜めた。日奈は震える手で俺の頬を両手で優しく包んだ。
「あったかい?」
日奈は俺に気遣ってくれてるのだろう。でも、俺より日奈が寒そうだ。俺は小さく笑って言った。
「俺は大丈夫。それより日奈の方が寒いだろ?俺のカーディガン、きておけよ」
俺はカーディガンを日奈に優しくかけてあげた。日奈は目を瞑った。口元は微笑んでいる。遊馬は呆れた顔で俺達の顔を見比べながら言った。
「お前らこんな時でもいちゃつきやがって…。緊張感ってもんがねぇのか?」
「俺はあるぞw」
「本当かよーw」
「ああ!w」
俺達はいつものように接した。何か…、早くいつもの学校に戻りたいな…。そんなことを思ってるとスピーカーから不気味な女の声が響いた。
「私はさっき人を殺した。私の名は…白石 和子。人を殺すって…楽しいねwだって殺される人の顔ってすごく歪んで見えるもの…。でも…私が殺してもそれじゃ私が楽しめない…」
何が言いたいんだ?楽しめない?歪んで見える?おかしいぞ…。何もかも。スピーカーから微かな笑い声が聞こえる。
「私が望むものは仲間が仲間を傷つけるの。ふふ…楽しそうよね。私はそれを見るのが大好きなの。地獄のゲームに参加してくれるよね?」プツッ
そこでスピーカーからの声が途絶えた。
地獄のゲーム?仲間が仲間を傷つける…?
白石が望んでることは…仲間同士苦しむ姿ってことか…?
- Re: 地獄のゲームをハジメヨウカ ( No.9 )
- 日時: 2012/02/22 18:08
- 名前: あずさ ◆r39666tJr2 (ID: 9FUTKoq7)
ネタがなかなかおもいつかない・・・;;
Page:1 2
この掲示板は過去ログ化されています。

