ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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鬼ごっこ—捕まったら死あるのみ—
日時: 2012/02/23 17:20
名前: |●・ω・●|猫|●´エ`●| (ID: 0Hr1IxUn)

始めましての方は初めまして^^前作は駄作になりました--;
それで代わりに新しいジャンルで書こうかなあ、とw
怖いの無理な方超逃げて

登場人物
佐々木 絵里(Sasaki Eri)♀
主人公。運動神経がよく、リーダー的存在。

春川 朱里(Harukawa Syuri)♀
絵里の親友。運動神経は悪い。泣き虫。

高野 美優(Takano Miyu)♀
絵里の親友。ムードメーカ。がさつ。

その他は話が進むごとに追加しようと思います^^


—プロローグ—

「では鬼ごっこを始めましょう」

30年に一度の学年鬼ごっこが始まった。

学年鬼ごっこはとても危険だった。「逃げ切れなければ
殺.される」からだ。

捕まったら残酷な死.あるのみ…

鬼は般若の面をかぶった誰かだ。
その鬼は学年から代表として選ばれた子。

弱々しい子ならば捕まらないが…。
2-Aだけでも30人なのに…。一学年で100人はいる。
だから誰が選ばれても分からない。


逃げる時間は…たった2日…。
私は逃げ切れるのだろうか…。

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Re: 鬼ごっこ—捕まったら死あるのみ— ( No.1 )
日時: 2012/02/26 14:49
名前: |●・ω・●|猫|●´エ`●| (ID: 0Hr1IxUn)

「絵里…あたし…怖いよお…」

私に泣きついてきたのは朱里だった。
朱里はいつもは明るいが泣き虫で、こういった
殺.人ゲームだと泣いてしまう。

「大丈夫よ朱里…」
「絵里、あんた頭いいんだし私と朱里と絵里の
三人が隠れられるとこ分かる?」
「考えてみる」

…いい場所があるじゃないか。

「あるよ!体育倉庫!」
「いいね。そこ、隠れよう」
「ま、まってよ絵里、美優」


—体育倉庫—

「うわ、暗っ…こんな暗いけど朱里、あんた平気?」
「う、うん。死.ぬよりはまだ…それに窓もあるし…」
「あ、絵里、朱里…みてこれ…」

美優が指を指したのは跳び箱。
跳び箱なら中が空洞だ。隠れられる。

「これなら隠れられるね…!」
「いざとなったら窓が近いから出れるよ」
「絵里…あんた二回から落っこちるの?」
「え、ちが…」

絵里の言葉が途切れた。絵里の目線は窓の外だ。
朱里と美優は窓の外を見ようとした。

美優が窓の外を見た———
「朱里!あんた見ちゃ駄目ッ!」
「え、なんで…」

美優に押されたとき、朱里の目に窓の外が移った。

「ひっ…」

外にあったのは、プレス機や、刃物のならんだ机、
チェンソー等…色々な物があった。

「捕まったら…あれで…殺.されるの…?!」


三人は不安と恐怖に支配されたような表情だった。


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