ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- イグドラシル
- 日時: 2012/02/25 11:03
- 名前: イワン (ID: NBzaXsLD)
はじめまして
思いつきで始めたものなのでどうなるかわかりませんが
目を通していただければ幸いです。
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- イグドラシル ( No.1 )
- 日時: 2012/02/25 11:08
- 名前: イワン (ID: NBzaXsLD)
プロローグ
「お兄ちゃん早く起きて!」
妹に起こされ僕は気だるく体を起こす。
いつも朝は憂鬱だ。
なぜならこの世界に希望など無いのだから・・・
- イグドラシル ( No.2 )
- 日時: 2012/02/25 11:58
- 名前: イワン (ID: NBzaXsLD)
第1話「出会」
10年前この世界に突如現れた異形の存在「鬼」。
その出現により世界は混乱に陥った。
人を喰らいどんどん数を増やしていく「鬼」。
瞬く間に世界の人口は減っていきついには1億人をきった。
ここはそんな世界で運よく生き残ったもの達の集まる場所のひとつ。
「お兄ちゃん早くしないと配給なくなっちゃうよ!」
ここで俺炎 遊馬(ホムラ ユウマ)は妹の朱音(アカネ)と一緒に運よく生き延びここで暮らしている。
「分かった分かった。起きるから。」
配給を受け取りため息を妹がつく。
「あー、また量が減ってる。」
「贅沢言うな。食えるだけありがたいと思え。」
そして食べようとした次の瞬間
「鬼だああああああーー。」
叫び声と悲鳴が響きわたる。
「朱音早く逃げるぞ。」
しかし、朱音は恐怖のあまり震えたつこともままならない。
「背負ってやるからつかまれ。」
妹の体重を背で感じた次の瞬間
鬼が目の前に現れた。
誰かの悲鳴が響く。
それが自分のものだと気付くのに時間はそれほどかからなかった。
鬼が奇声を発しながら腕を振り上げる。
そのとき鬼が砕け散り金髪の男が現れた。
- Re: イグドラシル ( No.3 )
- 日時: 2012/03/22 15:59
- 名前: イワン (ID: NBzaXsLD)
第2話「避難」
いったい何が起こった????
理解できない。
「あんた大丈夫か?大丈夫なら妹背負って早く逃げろ!」
金髪の男が声をかけてくる。
体が恐怖でうごかない。
「おい!早くしろ!次がくるぞ!!」
その瞬間聞こえる奇声。いや、鬼声。
鬼が現れた。一匹や二匹ではない。
「おいおい。この数は反則だろ・・・。」
金髪の男はそう言いながら銃をもう一丁腰のホルダーから取り出す。
鬼が金髪の男に向かい腕をふりぬいた。
しかし、すでに男はそこにいなかった。
「逃げるぞ。」
となりから声が聞こえ振り向くと・・・そこに金髪の男がいた。
「早く俺につかまれ!」
驚いたが俺は妹を背負いその男の腕につかまった。次の瞬間
俺達は村の外にいた。
「どういうことだ????」
「これが俺の能力『瞬身(レイライン)』だ。知ってる場所ならどこへでも一瞬で飛ぶことができる。ちなみにここは俺達の集合場所だ。すぐに仲間がくるからここでじっとしてろ。」
そういい男はまたどこかへ飛んだ。
「助かった・・・のか?」
周りを見回すと朱音が倒れている。
近くへ行き脈をはかる。よかった。一応生きているようだ。
「この数分でいろいろありすぎた。いったん落ち着こう。」
落ち着いて状況を整理しようとした瞬間
「ここにいるのはお前らだけか?」
突然声がし振り向くとそこには黒いコートに黒いブーツといういかにも怪しい格好をした
黒髪の男が立っていた。
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