ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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99分Ψクッキング
日時: 2008/07/21 17:02
名前: チョコ☆ ◆1U7E0lZofI (ID: ChNEAh8C)
参照:  



新連載(?)始めますvv

次の作品タイトルは

 

   【99分Ψクッキング】



  どんな話にしようか私自身ドキドキしてます((汗


  精一杯頑張りますので応援よろしくお願いします!!

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Re: 99分Ψクッキング ( No.24 )
日時: 2008/07/30 07:14
名前: チョコ ◆1U7E0lZofI (ID: LMLu5hTj)

二話【暑い冬】




 「おっはよぉ〜♪」


 元気な声と共に、後ろから麗が飛びついてきた。


 「おはよ麗」


  軽く返事をして私は前に向き直った。


  「あれ?魅優元気ないね、どした?」


  そう。今日は朝から調子が優れない。


  今は冬。とてもとても寒い冬。


  でも私は冬が大好き。寒いのが大好き。


  でも今日は可笑しい。


  冬だというのに夏のような暑さだ。


  私の調子が優れない原因はこの暑さのせいだ。


  暑いのは大嫌い。夏なんて無くなってしまえと何度思ったことか・・・・


  「こんな暑い日に元気な方が可笑しいって・・・」


  溜め息を付きながら私は麗に言った。


  「まぁ確かに何時もより暑いね・・・・・今日は」


  「今日だけなら良いけどなぁ・・・」


  そんな他愛もない会話を交わしながら私達は学校に向かった。


  冬休みまであと一週間を切った。


  今日は冬休みのことについて体育館で話がある。


  基本的校長先生の話は好きじゃない。


  でも話の話題が冬休みのことならまぁ良いだろう・・・




    「ねぇ魅優・・・・・」


    「何?」


    「もしも今日死.ぬとしたら・・・・魅優だったらどうする?」


    「何いきなり・・・・」


    「は・・あはっ・・ごめん!今の聞かなかったことにして!!じゃぁね」


    そう言うと麗は自分のクラスに走っていった。


   何だろう?と思ったけどあまり気にしないことにした。


   教室に着くと女子の何人かが私に視線を向けた。


   「みっ・・・魅優!!!!コレ見て!!!」


   友達の榊原亜癒に腕を引っ張られた。


   「コレ!!!!!」


   そう言って亜癒は黒板を指指した。


   

   『開始まであと20分
  
    何品できるかな?』



   太い字でこう書かれていた。


   「何?コレ・・・・?」


   「分からないよ!朝来た時にはすでに書かれてあったの!」



   私は朝礼が始まるまであと20分という意味かと思った。


   でも・・・だったら何品ってのは何?


   は?意味が分からない・・・



















  この時、もっと昨日夜更かしして


      もっと朝寝坊して

      
      もっとゆっくり歩いて


      遅刻してれば






 ————こんな事にはならなかったのかもしれない————

Re: 99分Ψクッキング ( No.25 )
日時: 2008/07/31 11:11
名前: 亜希奈 (ID: UJ4pjK4/)
参照: チョリースwあきなと申しますo(≧ω≦)o 仲良くしてね♪

>>23
呼びタメおkです^^
えーと、なんて呼べばいいですか??

Re: 99分Ψクッキング ( No.26 )
日時: 2008/07/31 12:30
名前: チョコ ◆1U7E0lZofI (ID: 4vtppfc1)

>>25

チョコで良いよvv
ょろしく亜希奈☆+゜

Re: 99分Ψクッキング ( No.27 )
日時: 2008/07/31 12:59
名前: 亜希奈 (ID: UJ4pjK4/)
参照: チョリースwあきなと申しますo(≧ω≦)o 仲良くしてね♪

>>26
うん、よろしく
チョコ*+*+*

Re: 99分Ψクッキング ( No.28 )
日時: 2008/08/01 12:36
名前: チョコ ◆1U7E0lZofI (ID: bG4Eh4U7)

三話【予感】


あれこれ考えてると時計の針は50を指してた。

もう朝礼の時間だ・・・

学級委員の合図で皆廊下に並んだ。

他のクラスからもぞろぞろ人が出てくる。

でもその顔は皆、何か考えてるような顔だった。

きっと他のクラスにも書かれてたんだ・・・・

私はそっと列を抜けて麗のクラスに行った。


  「麗ッ!!」

私は廊下に出ようとする麗を呼び止めた。

  「麗のクラスも・・・書かれてた?」


  「あぁ・・・・あれ?うん・・書かれてたよ。意味分かんないからクラスの男子が消しちゃったけどね」


  「そうなんだ・・・」

  
  「そう」


私は麗の話を聞いてすぐに自分のクラスの列に戻った。

体育館へ一歩一歩、歩を進めてく。


  「・・・・」

何だろう?この・・・嫌な予感・・・

胸の中を黒いモヤが包み込んだ。


私ってね・・・昔から良い予感も悪い予感も当たっちゃうんだ。


きっと今回も当たっちゃうかもしれない・・・



     ———悪い予感が———


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