【砂漠に立ち止まる。】要らない。全て要らない。不必要だから…———私の中の何かが叫んでるよ。「助けて、助けて」でも其れが無駄だなんて知ってる。何て哀れな私。考えてみればそう思うよ。水分補給なんか意味が無い。何もかも無意味。全部が、ぜんぶが。渇いた感情。カラカラな心臓。何時からこうなんだっけ…分かんないよ。私なんか。如何でもイイんだよ。だってわたしは。他人でもいいよ。そんなのいいよ。涙の枯れた私に、触れて欲しい。