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ダーク・ファンタジー小説
- Re: 一夜限りの図書館【参照100超え】 ( No.25 )
- 日時: 2013/02/12 19:26
- 名前: 雄蘭【ゆうらん】 (ID: vyKJVQf5)
【少女は今日も落下する。】
夕暮れの明かりが憂鬱で。
私は鉄製の柵に、手を掛けた。
如何して私はこんな事をしてるのか。
もし、私が血塗れでぐちゃぐちゃで…
そんな事を考えていると、自然と口角が上がって行く。
あの人と、其の人と、此の人と。
全員死んでしまえばいい。
其れが私にとっての幸福なのだ。
私が生きてる此の瞬間。
其れがあの人は許せないんだって。
なら一発死んでみよう。
嗚呼、恐怖等、私には感じない様だ。
其れも其れで、何だか嫌な気もする。
私が壊れている感じがして。
「私が死ねば、世界は変わるのか」
其れならば、何でもしよう。
私は、世界の改革に必要な死を遂げたのだ。
此処から死ねると信じて、私は堕ちる。
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