ダーク・ファンタジー小説

Re: ライフゲーム【コメ待ってます!】 ( No.12 )
日時: 2013/01/29 21:40
名前: ミム (ID: EHM01iHp)

4話「それでも」


『第3問、あなたがこのなかで一番殺したいのは誰ですか?制限時間は1分30秒です。』



何?
こんなの言ったら最悪な雰囲気になるのに…

皆は戸惑っている。
このままじゃ、時間が…


水川「こんなの、言えるかよ!?」
桃宮「そうだよ。こんなの言ったら…」


————チッチッ


残り45秒


野々村「じ、時間が…!」


私「なら皆で『いっせーのーで』で言ったらどうかな?」
芳樹「そうしましょ!」


私達はみんなで言うことにした。


「「「「「いっせーので」」」」」


「「「芳樹美玲」」」
「「野々村桃子」」


————ピーンポーン


誰が言ったのかがわからない。
だけど2人の名前が挙がったことは分かった。

私は目で芳樹さんと野々村さんを見た。


野々村さんは俯いて少し肩を震わせている。


芳樹さんは—————


「わたくしの何がいけないのよ!?誰が言ったのよ!!」


その声が部屋に響く。
私には分かった。誰が言ったのか。

私と桃宮くんと野々村さんだ。



桃宮「で、でもしょうがないよ。ゲーム…だから…!」


皆は芳樹さんを怒鳴る無視してゲームを進めた。


————————————————————————————————
奏雪さん
なんか…
すみません(汗)
でもある意味重要な人物です。