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ダーク・ファンタジー小説
- Re: ライフゲーム【オリキャラ募集中!】 ( No.8 )
- 日時: 2013/01/28 00:09
- 名前: ミム (ID: EHM01iHp)
2話「そして、始まった。」
ルールは順番にこたえていくこと。
思いついた人からでいい。
だけど同じ答えはダメ。
そういうルールだった。
———チッチッチッ
カウントが減ってきている。
後2分30秒。
郷野「あー!バカバカしい。こんなアホなゲームやってられっかよ。」
クラスで一番目立っている郷野くんが言った。
みんなそう思ってると思う。
だけど———
芳樹「そうですわ。わたくしにこんなことさせるなんて!」
芳樹さんも郷野くんの言葉に反応した。
カウントが下がっていく。
野々村「で、でも…やったほうが、」
クラスでいじめられていた野々村さんが口を開くと郷野くんは切れた。
郷野「きめぇだよ!!」
————ピーーーーー
耳がおかしくなりそうな音が部屋に響いた。
「キャ—————!!」
部屋は一気に悲鳴が上がった。
そして郷野くんが消えた。
「あれ?郷野くんは?」
桃宮「う、うわぁぁ!!」
いきなり桃宮くんの叫び声が聞こえた。
皆はそこに行くと目を疑った。
ばらばらになった郷野くんがいた。
首、指———
すべてばらばらで血が噴き出している。
芳樹「これいったい誰がしたのかしら…?」
少し声が震えている。
桃宮「もしかして、これが噂のライフゲーム。」
芳樹「何よそれ!?」
桃宮君は少しうつむくと小さな声で話した。
桃宮「ネットで有名だったんだ。ゲームに成功しないと殺されるって… キャッチフレーズは
確か———
『いらない人間を殺しましょう』」
「!」
————ピーポーンパーンポーン
『答えられなかったので不正解です。それでは次の問題を始めましょう。』
コレはただのゲームじゃない。
私はそれを肌で感じた。
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