ダーク・ファンタジー小説

Re: 真夜中の始業チャイム ( No.6 )
日時: 2013/07/11 22:31
名前: 鈴凛* (ID: jmwU8QL1)

<4限目>

 ズルッ......ズル...ズル......。
 突然聞こえてきたその音に、俺たちの動きは一斉に止まる。

 ——何か、きた……。
 咄嗟にそう思い、俺たちは本棚の物陰に隠れた。
 図書室の横を通っていった。
 俺たちは安心して、壁にあるスキマを除いた。
 その光景を見、俺たちは後ずさった。

 お、鬼が——。鬼が、肉と化した人々を……、喰っていたんだ……。あまりにも、衝撃的だった。
 ——じゃあ、さっきの音は……?
 恐る恐る壁の隙間、……穴に目を近づかせて、覗いてみる。
 う、あ……。な、んだ、これ……? 
 目の前には、得体のしれないものがうじゃうじゃと群がっていた。否、【元人間】であるものが……。

《ごめん。続き書いてww》