ダーク・ファンタジー小説

Re: 【第1話更新ー】チートコード【オリキャラ募集中!】 ( No.15 )
日時: 2013/05/12 19:25
名前: ダイ ◆AEYoiw.IxM (ID: 9Mm1ZbHh)

第2話「学校生活 始まり」


黒羽学校に着いた。
入学式も済ませ、俺等はクラス表を見に行った。

クラスはこんな感じだ。

1組 冬夜 桃

2組 俺(悠)

3組 徹平 凛

4組 該当者無し

俺だけ一人だ。
なんという不運。


「もっちーだけ一人じゃん。」

「ドンマイ、悠」

「クラスなんて関係ない!」

「冬夜君と同じかー! あ、もっちーさん可哀想……」

みんながかけてくれる優しい言葉が逆に傷付いたのは言わないでおこう。
そんな風に話していると、先生らしき人が、

「お前ら、早くクラスに行け!」

とか行ってきたのも腹が立った。
今日は不運な事ばかりだ。
幸せなのはつかの間か。

しかし、俺達に訪れるのはこんな不運だけじゃなかった。
その前に、各クラスでの状況でも話そう。

1組

「ほら、お前ら! 空いてる所そこしかないから、座れ!」

「冬夜君の隣だ……! やった!」

「ごめんな、もっと早くくれば俺なんかと隣じゃなかったのに。」

「そんな、全然大丈夫!!」

ガヤガヤ(美男美女だ……)(お似合いだね)(喋ってないで座れよ)

3組

「貴方達、遅いですよ。そこしか空いてないので座りなさい。」

「お、凛の隣か!」

「遅く来てラッキーだったね!」

「ハッハッハ!」

「そこ、うるさい。」

「(あの先生、何か嫌な感じだね。)」

「(何かなぁ……)」

ガヤガヤ……(デケぇのと可愛い子だ……!)(デカ過ぎだろアイツ)(女の子可愛えぇ)

そして2組

「お前なぁ、遅いのにも限度ってものがあるんだよ。まぁいいや、そこしか空いてないから座りなさい。」

良さそうな先生だ。
俺はこのクラスに期待と不安を持ちながら空いている席に座った。

隣に座っているのは黒髪ストレートの可愛い女の子だ。

「俺、望月悠って言うんだよね! よろしく!」

「…………」

嫌な奴だな。でも、結構可愛いな。
ダメだ、俺何考えてんだ!

「名前、聞いてもいい?」

「希林遥花。」

「遥花って言うんだ! よろしくな!」

「……よろしく。」

こんな感じで1日は終わった。
楽しい学校生活に期待を膨らませていたが、あんな事が起きるとは・・・。


第2話 END