ダーク・ファンタジー小説
- Re: 【第2話更新ー】チートコード【オリキャラ募集中!】 ( No.22 )
- 日時: 2013/05/12 19:16
- 名前: ダイ ◆AEYoiw.IxM (ID: 9Mm1ZbHh)
第3話 「GAME」
次の日の朝、変な夢を見た。
俺じゃない誰かが見知らぬ誰かと仲良く会話をしたりしているのだ。6人で。
何だろうと、不思議に思ったのだがそういうのは特に気にしないからいいのだが。
そして、皆といつものように待ち合わせして、
皆でいつものように登校している時に放送があった。
「やっほー!! みんな、元気かーい! これから君達に大事な話があるからちゃんと聞いてねー!」
「大事な話って言うのはね……。みんな、つまらないでしょ? チートコードがあるのに使えないなんて。」
「僕はね、君達とゲームがしたいんだ! だからさ、誰でもイイから……」
「死ぬ覚悟があるならここに来い。」
最後の声は体が震えるような、恐ろしい声だった。
皆も驚いた様な顔をしている。
「ゲームだって……」
「死ぬ覚悟があるなら来いって……」
「まぁ、気にしないのが一番だろ!」
と俺は言い、学校に着いたのだが、皆はずっと頭に残っているようだ。
もちろん俺もだが。
学校についてすぐ、先生からの発表があった。
「えー、入学式の次の日ですが、転校生が来ています。」
そんな事か? 今日の放送の事じゃ無いのか?
そう思いながら待っていると、一人の可愛いというよりは美人な顔立ちの女が前に立っていた。
「自己紹介を頼む。」
「新堂優里。貴方がたのようなバカに自己紹介するだけでもありがたいと思いなさい。」
なんちゅう酷い人間なんだ。
遥花といえ、この優里といえ、何でこういう人間が集まるんだ……
と思いながらも、美人で毒舌な女も良いなと考えていた。
俺は女が大好きだ。主人公としての株は下がったが問題ない。
「何だ、毒舌キャラが流行ってるのか? とりあえず、机と椅子を持ってくるから待っとけ。」
先生はキャラだと思っているようだ。
鈍感だなと思っていると、優里から一言発した。
「望月悠、アナタに話がある。」
「はいぃぃぃぃぃっっっっっ!!!!!!!?????? 俺ですか!?」
「そうよ。他には興味が無いの。放課後、桐谷冬夜、土方徹平、藤堂凛、天音桃を連れて来なさい。」
「何でソイツらの事を……」
「分かった?」
「はいぃ! 了解ですっ!」
何で俺の学校には濃い人物が多いんだ。
第3話 END