ダーク・ファンタジー小説

Re:   * 君と過ごした一週間 * ( No.34 )
日時: 2013/04/05 20:39
名前: 恋心愛 ◆xKvzozvsSk (ID: pnP4WqN3)

第七章@美晴の一言と真実(?)

 柊『なんで死んだらいけねぇんだよ。
   あいつのいない世界で生きれるわけがねぇだろ』

 美『死んだらダメ!』

 柊『お前に何がわかるんだよ。彩華を失った俺の気持ちが』

 美『わかるよ!だって彩華は私のたったひとりの姉妹だもん』

 柊『えっ・・・』

   確か彩華に姉妹はいないはずだ・・・
   緑川は何を言ってるんだ・・・

 美『彩華は私の生き別れの双子なの!』

 柊『初耳・・・・』

 美『当たり前でしょ。昨日知ったんだから』

 柊『そうか・・・それでも緑川が俺の気持ちをわかるわけない』

 美『彩華の分まで生きてよ!彩華は櫻井が彩華を追って死ぬことなん   て望んでない。彩華は櫻井に生きて欲しいって絶対思ってるか
   ら』
 
 柊『くそっ・・・・。』

 美『生きて。彩華の分まで生きて』

 柊『あぁ・・・』

   緑川の一言で俺は彩華の分も生きることにした。
   確かに緑川の行っていることは正しい。
   
   彩華の分まで俺は生きる。
 
   そう決めた