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ダーク・ファンタジー小説
- Re: * 君と過ごした一週間 * ( No.64 )
- 日時: 2013/04/06 08:30
- 名前: 萌花 (ID: 6MOWHKAk)
- 参照: あやっちですよ←
* 君と過ごした一週間 * 続編 @あれから・・・
あの事件、彩華がこの世を去ってから、約5年がたった。
俺は今、彩華と最後の思い出の場所のあのパフェ店で働いている。
あの頃を思い出すと胸が痛くなる。今でも守れなかったことを後悔している。
テレビのニュースなどでも流され話題になった。
思い出したくもないというのに、記者やテレビ局の奴らがきやがって。
あいつ等は、どんなに辛いか、苦しいかをわかってないんだ。
・・・でも、緑川がいなくても、彩華がいなくても、今の自分はいない。
だから二人には本当に感謝している。
あのあと、緑川に告白された。
吃驚した。
だから、あの自殺しようとした時俺を止めようとしたのはそれもあったのかな・・・
店長『櫻井。』
柊『・・・?どうしました?』
店長『この店を・・・君に預けようと思う。』
柊『えええええええぇぇぇ!?まじすか!』
店長『ああ。』
柊『ホントですか!本当ですよね!?』
店長『この店を頼んだ。』
柊『はい!』
まさかの店長になってしまった・・・
あ、お客さんだ。
柊『いらっしゃいませー^^』
と、言うと、ここに居る人たち全員がこっちを見る。
なんだなんだ?
来店客の顔をよく見ると・・・
柊『あ、あれは・・・』
店長『誰も居ないじゃないか。疲れてるんじゃないか?』
あれはまさかの・・・
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