ダーク・ファンタジー小説

Re:   太陽と影。 ( No.65 )
日時: 2013/05/11 10:08
名前: 萌花 ◆DFywQnFR2o (ID: vKo2Fmoq)
参照: http://www.dou-mori.com/bbs7/regist.cgi

*第十一話@結末


あたりはシーンと鎮まり返った。

知らないうちに涙が・・・


瞬『奏・・・、あの言葉は嘘だったのか・・・?』

奏『その時は良かったんだ。でも!、その後だ。
   俺ばっかに頼って、いつでもくっついてて、まじでうざいら。』

瞬『・・・奏、ごめん。ホントごめん。だから・・・もうやめて・・・?』

奏『俺はお前が嫌いだ。もう何をいってもきかない。黙ってろ。』

瞬『優羽を離せ!』

奏『・・・じゃあお前が死んで優羽の犠牲になるか、優羽が代わりに死  んでお前が生き残るか。選ばせてやる。』


わざわざ聞かなくても答えは一つに決まってる。


瞬『俺を殺せ。』

優『やめて!!』

瞬『優羽、いいんだ。お前には家族も、友達もいる。』

奏『・・・わかった。』

奏は俺に銃を向ける。


瞬『優羽、君の事が好きです。・・・ただ、それだけ云いたかった。さようなら———』










バンッ