ダーク・ファンタジー小説

Re: チュウニビョウトイウナノシンシ ( No.21 )
日時: 2013/06/27 21:46
名前: 黒猫。 (ID: im4dGKPe)

しばらく更新できませんでした…。
スミマセン。

「ッ、いえ、受けサセテクダサイ」

「…なら、13実験室に後できなさい」

そういってその人は出て行った。
何としても中二病を全力で演じなければ。

気づけばもう13実験室の目の前だ。

コンコン

よくありげなノックが緊張の紐を締める。
足から浮くような感覚と痺れが感じられる。
「失礼します」

「試験番号…123番、峰悠摩です」
何だこの番号は…。123って。
案外と普通な感じで。
「ああ、貴方ね。じゃあ、質問をするわ」

来た。
相手はこう、質問で掛けてくる。

「はい」
「貴方は、何を求めてこの学園に入学しますか?」




わぁぁぁー!!!難問!

数秒、と言うなの隙間で考えをまとめ、
完結にいう…が、
「セ、青春と、とと、恋愛で、です!」

あばば!?
正直、自分が何を言ったのか、考えにくかった。が、
予想以上あり得ないことを言ったようで、
額に汗が伝っていた。
「…あ、ぁぁ、そう。
次、貴方は、本気で生き残る気はありますか?」

「…はい」

「このままだと、行くとこなくて、生き残るってのは
学園だけの問題じゃなくて、人生にもかかわってますから、

生き残る気はあります。

このままだとヒキニートなんで」

「貴方の回答、なかなか面白いじゃない。
他の中二病について延々と語る人とか、
自慢をし始める人とかと比べて、

比較的に面白いじゃない」

そう面接官、この人は言ったが
心の中で俺は、俺は…猛烈に喜んでいた。

\(・∀・)/キター

「チュウニビョウトイウナノ、シンシデスカラ」

その後、無言でドアを締める俺にはもう、
その先は見えていたのだ。

合格、

と言うなの文字を。