ダーク・ファンタジー小説

Re: ナントカシナサイ。 ( No.26 )
日時: 2013/07/20 08:56
名前: 黒猫。 (ID: 4Zx8dEzr)


え?うそ。割る?

生徒カードが割る→退学に。

→人生終わる。


俺の超高速思考はもうぐちゃぐちゃだ。
ベクトルの向きは逆回転し、
何かの数値は溢れ出すように増えている。

「あ、あはは、タスカッテヨカッタヨ」
「あんた本当に大丈夫?めちゃくちゃ腰抜かしてるけど…」

「ていうか、いきなりですけど、
あなた達何で体育館に来たんすか?

もしかして…戦いたい?とか」


姫魔様は目を輝かせているが…これは食いつくな。

「戦いたい…?!

そういえばここって、戦闘場よね?
公式の」

「そうっす」

「じゃあ、やりましょ!」

ていうか、なぜ体育館が戦闘場なんだ?しかも公式って。
広いからか?

また交換条件でなにかするじゃないんだろうか…。

「じゃあ、俺が勝っても負けても、そっちのグループに
いれてくれません?」

「むぅ…っていうか結局入りたいってこと?」

「…いえす」

「………わかった…いい度胸じゃない!

やるからには生徒カードを粉々に砕いてあげる!」