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　はいはいはい、その辺は定番の部活のはずだ。野球部にサッカー部に相談部ね。

　......んん？

　相談部？

　『相談部？なんだそれ？』
　「そのままだよ。生徒や先生達の相談を聞いてあげる....、便利屋みたいなものかな。」

　とても表現の悪い説明、どうもありがとうございました。
　『えっとさ、他には部活ないの？例えば軽音部とかさ。僕そういうの憧れてるんだよねー。』
　話を変えようとする僕に、美華がたまらず突っ込む。「ちょっと待ってよ！相談部も結構楽しい部活だよ！」
　ということは、美華はその相談部とやらに所属しているらしい。だからさっき“良いところに目をつけた”と突然大きな声で言ったのか、と察してみる。

　『....まぁ、そういうのは学校に行って決める事だよね。実際に楽しいかなんてそうしないと分かんないしね。』