ダーク・ファンタジー小説
- Re: ガラスの靴(シンデレラ)【白雪姫の林檎短編集】 ( No.25 )
- 日時: 2013/07/27 09:20
- 名前: みみぃ ◆xFy/V8wehE (ID: 8jXgF63k)
>>22
こんな私の小説に投票してくれたんですかっ!?……どうなっても知りませんy((殴
ミムさんは、私の小説、うまいとお思いですか?そんなこと絶対ありませんよw
>>23
はじめまして。華世様ってあの社会問題の……
めっちゃ嬉しいですっ!!ずっと前からあの小説拝見させてもらってたんですよ(^^)
その時は、怖くてコメントできませんでした……すいません(>_<)
デビュー作はシンデレラですか!?私は白雪姫なんですよ~
>>24
きつね……マジですか!?この駄作の参照が、300!?
……いやぁ、きつねはウソが上手だね(^^)v
しかし、実際に見たら……
記念すべき300人(?)目のきつね、おめでとう(^.^)
それでは、続きをどうぞ\(__)
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神様はさっそくそれを実行した。
そして生まれた人間〈empty〉を
神様は愛した_____
その日の夜。
「ねえねえ、エルフお姉ちゃん、寝る前に絵本読んで!!」
「……かしこまりました。」
エルフが取り出したのは、この世界の人間なら、誰もが知っている、絵本。
それは、〈シンデレラ〉。
私たちの生きる世界にも、この童話はある。
しかしこれは、その〈シンデレラ〉とはまったく関係の無い物語だった。
・シンデレラ・
むかしむかしあるところに、とある美しい娘がいました。
その娘は、実に美しい娘で、名を「シンデレラ」といいました。
あるときシンデレラは母に聞きました。
「お母様、私は何かおかしいのですか。」
それを聞かれた母は、困ってしまいました。
なぜなら、本当にシンデレラはおかしかったのですから。
シンデレラはいつも無表情でした。
その整った美しい顔に浮かぶものは何もありませんでした。
産まれたときからシンデレラは、
泣きもせず、
笑いもせず、
毎日を過ごしていました。
そして、今日までそれに気づかず生きてきたのです。
しかし年頃になってくると、だんだんとそれに気づきはじめてしまったのです。
母はどうしても娘に辛い事実を知られたくなくて、思わずこう言ってしまいまし
た。
「あなたは……あなたは、普通の娘よ。」
その答えを聞いて、シンデレラはますます怪しみました。
その日の夜のことです。
何か物音がして、シンデレラが扉を開けてみると、なんと、目の前に魔女がいま
した。
「あんたの願いを叶えに来た。」
「私の願いですか?」
「真実を教えてやることだ。」
魔女は驚いたことに、シンデレラのことを何でも知っていました。
そして、ついにシンデレラは、魔女の口から真実を聞いてしまったのです……
「……シンデレラは……あら?」
さっきまで楽しそうにお話を聞いていたリンは、もう寝ていた。
「……やっぱりちょっと難しいですかね。リン様にこのお話は。」
エルフは無表情のまま、その部屋をあとにした。
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ちなみに、この世界の童話〈シンデレラ〉は、大人向けだったんですよ。