ダーク・ファンタジー小説

Re: ココロ 【オリキャラ募集中】 ( No.62 )
日時: 2012/08/31 20:21
名前: 優音 ◆XuYU1tsir. (ID: AKehFwYl)

第二十四話 あぁ、そうか


「あぁ、そうか」


冷たい部屋の中、一人少年はつぶやいた


「ボクはあの人を見つけるために・・・人間兵器になったんですね」


壁に吸い込まれていくその言葉


「・・・・紫羅季」


ゆっくりと、もう一度唱えるように言う


「しらき、し・ら・き・・・・それが」







「ボクの名前だったんですね」


少年は手の中の飴を握り締める






『おなか減ったよ・・・_____________』


『じゃあ、はい』


手渡されたのは


『イチゴミルク飴ですよ』

『ありがとう!____________』



ボクは


貴方を


なんと呼んでいたんですか



『紫羅季、ごめんなさい』


『大丈夫だよ、_________________』


『本当に・・・ごめんなさい・・・』


『ボクなら大丈夫だよ。_____さんも_____博士も_______姉もいるんだからさ』



ボクは


誰のことを言っていた?




『この子を・・・よろしくお願いします・・・______、________、_____』


『分かっています・・・先輩』


『はい・・・博士』


『お任せください・・・・』




あの時


誰がそばにいた?



『行こうか、紫羅季』




『うん』

















『遥博士、_______、_________』




は・・・るか?



「思い出した」