全国津々浦々の重症と判断された子供達1,000人へと配布された不死の薬は、午後9時23分35秒を持って完全に全員に投与された。あるものはその薬に感謝し、またあるものはその薬を神と崇めた。そして各々の被検体が薬の副作用によって深い眠りについた後、空白の21時間をもって。世界は豹変した。