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【細かな設定と世界設定】

契約……

悪魔が契約者となるものの血を体内に取り入れれば契約成立となる。悪魔は契約をしないと生きていけない。契約しないで生きていれる期間はせいぜい２ヶ月ほど。契約できるのは一人だけ。契約とはいっても契約者を身体的に束縛することはできないので(つまり口約束のようなもの)ほかの悪魔が契約者をさらい、奪ってしまうことがある。そのときは新たに血を取り込めば上書きで契約できる。契約したら契約者の手首に紋章ができる。


血約者……

はるか昔の年代から悪魔と共に生きてきた人種。悪魔と契約するために産まれてきたといっても過言ではない。悪魔は血約者と契約し、その血約者の家族の一員として迎え入れられる。もちろん普通の人間とも契約できるが悪魔は戦闘時、自分の魔力を契約者にそそぎ『契約者に』戦ってもらうので一度に大量の魔力を注ぐことがある。そのとき血約者はある程度の耐えられるが、人間は耐えられず死んでしまうことがあるからである。最近は『とある事件』で急激に激減し絶滅寸前まで陥っている。


血約力……

血約者がもつ力のこと。その力は悪魔の魔力を受け入れることができる効果を持つ。その力の差も人それぞれで強い人もいれば弱い人もいる。血約力は血約者の家系の血を引き継いでいないと得ることができない。


魔力(属性)……

悪魔一人ひとりが持つ。戦闘時にこれを契約者にそそぎ共に戦う。魔力とはいってもそれぞれの悪魔が持つ属性というものがあり、契約者は戦闘時その属性の魔力を使って戦う。(悪魔一人一人がもつ個性のようなもの)つまり魔力にもそれぞれ違う種類があるということである。例えば悪魔がもつ魔力の属性が炎なら契約者はその炎を使った技を出すことができる。それ以外の属性はつかえないが稀に多数の属性を持つ悪魔がいる。

戦闘……　

悪魔と契約している契約者は戦闘時その悪魔の属性(詳しくは上記)を使い戦う。そのとき悪魔は力を契約者に注ぐので自分は体のサイズが小さくなる。(いわゆるチビキャラ)服装は基本的には大きなコートに巨大な鎌というスタイルだが、悪魔によっては稀に剣だったりすることもある。服装のコートも悪魔それぞれでデザインが違う。普通の人間も戦闘時は悪魔の力を手に入れることができるので飛びぬけた身体能力を手に入れることができる。変身するときは悪魔が契約者の紋章に触れるだけでできる。悪魔が魔力をすべて注ぎ使い果たしてしまうと強制的に変身はとけ、悪魔は体力を失ってしまう。つまり魔力が大きい悪魔ほど有利である。


異世界……

悪魔と血約者たちが生きている世界。十数年前までは平和で血約者と悪魔のバランスが保たれていたが、『とある事件』のせいで血約者が激減し、契約できる人がいなくなった悪魔たちは次々に死んでしまっている。荒廃し瓦礫や崩れた建物しか存在しない腐りきった世界になってしまっている。


人間界……

私たちが暮らす普通の世界。しかし悪魔たちにはなぜか嫌がられている。なので人間界へいこうとする悪魔をほかの悪魔は軽蔑したりする。なぜ嫌っているのかはいまだ不明。


M……

フルネームは"Dans la mort mondiale"フランス語で意味は"世界に死を"。数年前突如現れ異世界を支配した謎の組織。血約者たちを無理矢理誘拐し人造人間に作り変えた。目的はいまだ不明。


改造人間達……

Mによって誘拐され無理矢理作り変えられた元血約者達。我を失いMに忠実に従うものもいれば逆らうものもいる。彼らにも悪魔達の属性(上記)と同じようにそれぞれの攻撃法がある。元に戻すことはできるようだがいまだ不明。


SPH……

通称「許されざる存在」。魂(Soul)・存在(presence)・抜け殻(Husk)の頭文字を取ったとある研究所の研究によって人口的に作られた劣化コピーに命が宿ったモノの総称。コピー源、つまり大元の記憶の欠片と魂などが合わさって出来たモノらしい。彼らは改造人間達とは違い戦闘力は無いに等しいがその代わりに莫大なチカラとエネルギーを持っているのでそのチカラを利用したいがためにSPHを作り出そうとして沢山の人々が実験台にされてしまい、命を落とした。大元が死ぬとSPHも消えてしまう。正常なSPHは滅多に作ることができない。


(まだまだ増える予定。)