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ダーク・ファンタジー小説
- Re: 中助の地震の出来事 ( No.3 )
- 日時: 2014/05/05 17:47
- 名前: すみた (ID: uRxJBiEm)
第2話 一難去って又一難
テレビをつけると、緊急地震速報が出ていた。
ここの地域は震度7らしい。
もうとにかく焦った。横の部屋を見ると本棚や机が倒れていた。
俺は危険を感じた。
俺は非常時のリュックを横に置いた。
その時だった。ダダダダダダダダダダという音と共にまた強い地震がこの家を襲った。
余震だ。俺はまた焦った。「ギシ」という音が聞こえた。家が地震の影響で傾いたのだ。
しかも玄関の方からなのでもし逃げるとなったら玄関のドアが2階が邪魔で開けられない。
そう俺は感知した。貴重物をもち、すぐさま逃げた。が、もうすでに2階が倒れていて無理だった。
俺は2階に上がり、そこから滑り台のように滑り、落ちた。
降りた瞬間、サバーンという音が聞こえた。津波だ。ここの地域は海に近く、大津波警報が出ていた。
前には近くの高台に避難する人たちでいっぱいだった。
俺もその人たちに紛れて逃げた。
後ろを見ると津波が押し寄せてくる。家が潰されていきこの世の物とは思えないほどの残酷な風景だった。普段5分で着く高台が15分もかかった。高台には警備員がいてこれ以上は人は入れないと。
俺は「こんなに津波が近いのに避難させないとかそれでもあなたは国民ですか!?」と言った。
もう終わったと思い死ぬ覚悟でしたに降りた。
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