ダーク・ファンタジー小説
- Re: 殺復讐。 ( No.2 )
- 日時: 2014/06/22 09:27
- 名前: 莉愛 (ID: Jolbfk2/)
〜〜1人目〜〜
「はあ…」
今日も小鳥のさえずりで目が覚める。
「学校行きたくないな…」
誰もいない部屋に1人呟いた。
もちろん誰も聞いていない。
「でも、今日から復讐なんだぁ…。すごく楽しみ…」
***
今日、私はいつもより学校へ早く行き、復讐の準備をした。
「莉穂? おはよう!今日は早いんだね♪」
そういうのは友達の菜乃葉。
彼女はクラスの中心だ。
なぜこんな人が私に話しかけるのかがいまだにわからない。
「う…うん。今日は…ね」
空気の読めない彼女はこう発言した。
「なんで早く来たの? 菜乃葉、めっちゃ気になるんだけど!」
はあ。やっぱり彼女は空気の読めない奴だった。
「いいじゃん、なんだってさ」
そう、と呟き彼女は他のクラスメイトのところへ行ってしまった。
***
今日のターゲットは瑞歩だ。
瑞歩は莉穂と同じバトミントン部に所属していた。
部活には瑞歩、莉穂を入れて23人所属していた。
以前、瑞歩は校内ランキング戦で莉穂に負けて部活の支配者、真央に言いつけて真央が部活でいじめを始めた。
莉穂は部活でいじめが始まったことに対して何とも思わなかった。
むしろ、どうだっていいと思っていた。
「莉穂!」
そう私を呼んだのは真央だった。
「何の用? 用があるならさっさとしなさい」
「あなた、瑞歩に勝ったらしいわね」
「それが何? 何もないんだったら帰るわよ」
はあ、真央はとってもめんどくさい。
さっさと帰りたいんだよ、こっちは。
「もう少し、いじめてやるわ」
「私、帰るわ。何もないんでしょう? じゃあね、真央!」
***
私が早く帰りたかった理由。
それは瑞歩が拘束されているところに行きたかった。
「!!! 莉穂? なんで手足が拘束されているのよ!?」
「あんたに復讐するためよ。さっさと死んでくれる?」
死んでくれないと即これよ、といい私は廃倉庫を出た。(これとはスタンガンです(^^;)
さらに、廃倉庫を出る前に瑞歩の衣服をすべて剥ぎ取り、全裸にさせた。
「嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
瑞歩は泣いた。私はそれを避けるよう、廃倉庫を出た。
1人目、復讐完了。