ダーク・ファンタジー小説

Re: 殺復讐。 ( No.3 )
日時: 2014/06/22 09:50
名前: 莉愛 (ID: Jolbfk2/)

〜〜2、3人目〜〜

「〜♪」

私は昨日復讐に成功して舞い上がっていた。
誰もいない部屋で1人喜んでいた。

瑞歩に復讐できてよかった。あのうざったいカスめ…。
ざまあみろ。


「おかーさん! 行って来まーす!!」

「行ってらっしゃい!!」

今日は2、3人目…。
また今日も早く学校に行った。

「うふふふ…。 早く復讐してやるから待ってろよ…」



この私の言葉を幸いか不幸か聞いている少女がいた。
それは美菜だった。

「莉穂が…あんなこと考えていたなんて…恐ろしい…」

***


今日も準備に取り掛かっている。
必要とするものは美菜の彼氏、絢斗だ。

「…なんなんだよ、こんなとこに呼び出してさ。莉穂も考えろよ」

「いちおうゲストもいるからさ。ちょっと待ってなよ」

ここは廃冷凍工場。そこに美菜を閉じ込めている。


「…ここの中にいるのは美菜よ。助け出してあげなさい」

「!!? どういうことだ、莉穂!!」

「そのままの意味よ。あんたも入るでしょ?ここに」


「ああ!入ってやるよ!!どうせなら美菜と一緒に死にたいからな!!」

私はうっすら笑っていた。ああ、復讐は楽しいんだなってわかった瞬間だった。

「2人仲良く死ねばいい!!!」

「嫌だ!嫌なんだよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!莉穂、助けてぇぇぇぇぇ!!!!」

そう美菜が言った。

今この倉庫は−15℃だ。私は−30℃に下げた。

「うふふ。また成功しちゃったわ。美菜と絢斗、早く死ねばいいのに」

2、3人目、復讐完了。