ダーク・ファンタジー小説

Re: 殺復讐。 ( No.4 )
日時: 2014/06/22 20:54
名前: 莉愛 (ID: Jolbfk2/)


〜〜4人目〜〜

「瑞歩…美菜…絢斗… はみんな死んだのかな〜」

私は3人の生存が気になってしまった。
自分は妬んでいるはずなのに…

今日も早く登校した。

「莉穂」

私を呼ぶ声がした。何なのだろうか。
呼んだ声はあの少女だった。

「菜乃葉…」

私は無意識にその相手の名前を呼んでいた。

「莉穂ってさ、瑞歩たちがどこにいるか知らない?」

私は咄嗟に嘘をつく。

「えぇ?知らないよ? どうかしたの?」

「あ〜そうか。ごめんね、莉穂。今の会話は気にしないでね」

菜乃葉は詩織や玲梨のところへ行ってしまった。

「ねえ〜、やっぱり莉穂怪しくない?」

「そうだよねぇ〜、ずっと怪しいと思ってたんだよね」

「でも違うって本当かな?」

「「それはわかんないね」」

菜乃葉たちは私の陰でこんなことを言っていた。

***


私は私の理解者である、菜月ナツキ美希ミキを呼んだ。
今回はこの2人を使って復讐する。

菜月には4人目の復讐者の朱莉を呼んでもらい、美希には復讐をやってもらうことにした。