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ダーク・ファンタジー小説
- Re: 破壊ノ少年ト修復ノ少女 ( No.12 )
- 日時: 2014/09/27 12:48
- 名前: 穂逆 深去 (ID: NZ/3H69l)
第2章「修復少女」
「どう、して………?」
「あっ!どうしてこんな所にいるか、ですか?…………私、この山に住んでまして………。」
(いや、なんで死なないの?って思ったんだけど………言える訳ないしなぁ(笑)。)
「僕以外に住んでる人、いたんですね……」
とりあえず、言葉を返してみる。………まぁ、自殺行為見た時点でマトモだとは思わないだろうけど。
僕のそんな発言は、ほっといて、少女は話をどんどん進める。
「あぁ……びしょぬれじゃないですか!家からタオル持ってきます!それまで、上着貸しますんで、あったまってて下さいね!」バッ!!
「…………………」
少女が、走り出していったあと少年は上着を広げながらつぶやいた。
「小ちゃ………、入る訳ないじゃん。……なんか死ぬのバカらしくなっちゃった(笑)」
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