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ダーク・ファンタジー小説
- Re: 破壊ノ少年ト修復ノ少女 ( No.16 )
- 日時: 2014/09/28 10:48
- 名前: 穂逆 深去 (ID: twjanxuI)
おはござ!
続き書きます★
「え……[修復の能力]……?」
というか、この少女僕の能力を知って……?
思わず、ごまかして笑う。
「[あなたの反対]って何の事かな〜…、それに、さっき川にいたのは、間違って落っこちちゃって…ね(笑)?だから」
少女は、容赦なく僕を切り捨てる。
「嘘吐きですね………。あなたは、10才の時からそうでした。自分の本心を隠してばかり………。.」
「アンタに僕の何がわかる。」
思わず、本心を口にしていた。黙らなきゃいけない、自分は世界に口ごたえできる資格はない。だけど………
「アンタは僕の何を知ってるって言うんだ。……何度も目の前で人が消えてく所をアンタは見た事があるか?生まれた時から親を消し、仲間を消した殺人者の気持ちが分かるか……………?」
口から言葉が溢れだす。
「…こんな僕なんて、最初から生まれなきゃ良かったんだ……。」
さっき消えていた自殺願望が、また沸々と蘇ってくる。
ーあぁ、自分なんてー
「早く死ねよ、死ねよ、死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ねしねしねしねしねしねしねしねシネシネシネシネシネシネ×××××××××××××××××××××××××××………………ネヨ。なんでっ…………しなな」ポンッ
「落ち着いてください。」
少女の静かな声が頭の中に澄み渡った。
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