ダーク・ファンタジー小説

Re: 破壊ノ少年ト修復ノ少女 ( No.36 )
日時: 2014/11/03 12:21
名前: 穂逆 深去 (ID: V70KaHly)

no,33からno35までで、15分位、経ってる事になっています。
今回は、少年少女どっちの目線もやろうと思います。


「うぅ〜〜………寒っ………」
やはり、山の秋の夜は寒い。
少しだが、雪も降り始めいる。
「早く…………探さなきゃ………。」彼も寒がっている筈だ。
いや…しかし…………

「どこにカイ君いるのかなぁ…………?」

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「さむっ!!ふぅ………………」
さすがに、秋の山の夜は寒いが…、
これから行く、人里離れた山は、ここよりも、もっと寒いのだ。
ここで弱音を吐いてはいけない。

カ…………くん………イ………ん

ふいに、、ビリーブの声が聞こえた様な気がして、後ろを振り向く。

誰もいなかった。

(って,……ついて来てる訳無いよなぁ…)

あんなに、怯えた目をしてたのだ。
来ている筈が無い。

「さて………行くか………………」

カイは雪降る森の中を進んでいった。