ダーク・ファンタジー小説

Re: 破壊ノ少年ト修復ノ少女 ( No.38 )
日時: 2014/11/06 19:47
名前: 穂逆 深去 (ID: V70KaHly)

ありがとうございます!!
参照200突破!!
穂逆は、夢吐という名前でもやってるんだけど………知らないかな…??
続き書きます!



ビリーブを穴から助けだした後、
「んっ……………」
体が感じるほのかな温かさで、ビリーブは、目を覚ました。
「……ここ………どこぉ………?」
まだ寝ぼけているようだ。
カイは呆れたように、ビリーブの質問に答えた。
「そこは、僕の背中の上。
……ビリーブったら何の装備もなしで、夜の雪山を歩くなんて馬鹿なの?」
カイの声でビリーブは、少し目が覚めたようでふわふわした声で答える。

「えへへ………/////いてもたってもいられなくて」

「……………馬鹿」

ビリーブの言葉にカイは顔を赤らめて、そう言った。

軽い静寂の後、ビリーブが口を開いた。

「………ねぇ、もうどこにもいったりしない……?」
「……………うん。」
「ほんとに、ほんと?」

「………本当だよ。」

カイの言葉に、ビリーブは安堵の表情を見せる。

「…………ならよかったぁ。そんなカイくんならわたし………」





「大ぁい好き!!!!」






「……………………え」
ビリーブの言った言葉に、カイはうまく反応が出来ずにそういってしまった。

「…………僕の事が、異性として、好きなの………?」

「うんっ!!!」



空気はとても冷たくて、雪はとても降っているのに


カイの顔は真っ赤に熱く染まっていた。