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ダーク・ファンタジー小説
- Re: 凛花と恐怖のゲーム!!最悪の1ヶ月間【参照1200突破!!】 ( No.101 )
- 日時: 2015/01/25 09:35
- 名前: みーこ ◆yNuURBcNkQ (ID: xJUVU4Zw)
- 参照: riyalさん、いらっしゃい!
riyalさん、ありがとう!!
これからも、どんどんヤバくなって行く予定だから、よろしく!
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「どこに居んだよ。」
頭をポリポリかきながら颯斗が喋る。
「知らねぇーし!」
「狼、空飛べないの?」
「狼って言うなよ!俺にもキチンと名前あるんだぞ!」
「狼、乗せて.」
「だから!狼じゃねーよ!・・・狼だけど。」
颯斗は、面倒くさそうに、変化した。
今は、4本足で立ってるけど、2本足で立ったら月まで届くんじゃないかと思う。
「乗れよ!」
「やったー!」
颯斗の毛は、柔らかく、体もすっぽり埋まってしまいそう。
颯斗は、凛花が乗ったことを確認すると暗黒の空へ飛び上がった。
今日の夜の風は違った。いつもは冷たくて、体を締め付けるのに今日は、柔らか
くて体を包んでくれた.
『おい、凛花!1人いたぞ!』
その声で、目が覚めた。
「眠ってたのかよ!(笑)」
「うん・・・」
颯斗は、凛花の返事も聞き終わらないうちに垂直落下して行った。
その降りて行く先に、人影が見えた。
ーーーーーーーーーーー紅!
「ん?凛花!もう、海外まで来たのか!?」
紅は、立ち上がった。
「降りる時間ねぇから、俺がクワえて乗せる.」
「OK!」
颯斗は、紅のコートの襟をクワえて背中に乗せた.
「ん?誰だよ。」
「颯斗!」
「ふーん。」
紅は、興味ない、と颯斗の背中に寝転んだ。
「次は、誰かなぁ?ふふふーん♪」
颯斗は、紅を助けて得意になったようで鼻歌交じりに喋る。
今日は、すごく素敵な日!
颯斗と、ずっといられる!
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