PR
ダーク・ファンタジー小説
- Re: ★凛花と恐怖のゲーム!〜人生ノ崩壊〜 ( No.118 )
- 日時: 2015/02/05 07:36
- 名前: みーこ ◆jdHxHHqZ4A (ID: Qa64t.a8)
- 参照: すこし、話戻ります
__________ミオウ&レン&ライト
「姫様!」
3人は、いや、正しくは2人と1匹というだろうか。
・・・空を飛んでいた。
何処かに飛ばされるんだ・・・
雲を突き破り、ぐんぐん進む。
「私は・・・どこに連れていかれるの?」
悲痛な叫びが、この広い空に木霊する。
このまま、もう仲間たちと会えないまま死んじゃうのかしら?
なんで私だけが、王家でなんで私だけが・・・
国民をこのゲームに出したらいいじゃない!
レンは"短い手足"を動かしてミオウに近づく。
「姫様!」
「レン・・・」
「僕は、姫も守れない弱い護衛かもしれません。けれども・・・僕は強くなります。姫様を守れるようになります。」
レンの目は涙でいっぱいだった。
「レン!ライトがいない!」
いきなり姫が叫んだ。
ドラゴンのライトがどこにもいなかった。
しばらく、目を離したすきにどこかへ飛んで行ってしまったようだ。
いまだ・・・姫を悲しませないように僕がライトを探すんだ!
ミオウの後ろで小さな生き物がうごいた。
ドラゴン-------------ライトだった。
ライトはどこにも行っていなかった。
ただ、レンに元気になって欲しかっただけ…
だまして悪いと思っているけど…
頑張って
PR