ダーク・ファンタジー小説

Re: ★凛花と恐怖のゲーム!〜人生ノ崩壊〜★ ( No.127 )
日時: 2015/03/26 19:51
名前: みーこ ◆jdHxHHqZ4A (ID: wJ5a6rJS)

「あなたの言ってることが分かりません」

凛花は、真顔で答える。
来夏も、自分の髪をクリクリと指でいじりながら、こくこくと頷く。
緑は、はぁ?と笑った。

「俺は、ヒーロー!」
緑は、ゲラゲラと笑った。

この人、ヤバい人だ。

頭、大丈夫かなぁ?
不審者?

「俺は、ヒーロー!」



・・・ヤバい人だ!
これは、確信持てる。

100%だ。

こんなやつ、足手まといに決まってる。

今、捨てよう。

さようならしよう。

「緑さん、さよなら。」

凛花達は、後退りした。

ズリズリと、靴底と砂が擦れる音がする。

緑は、まだ笑ってる。
「ケラケラ!」


もう、『悪魔』にしか見えない。
ヒーローというより、雑魚の敵だ。