PR
ダーク・ファンタジー小説
- Re: ● 凛花と恐怖のゲーム!!!〜人生ノ崩壊〜 ● ( No.137 )
- 日時: 2015/02/21 15:54
- 名前: みーこ ◆jdHxHHqZ4A (ID: SGjBfZqJ)
- 参照: 話が長くなって、疲れてきた……
_____紅
「いててて……」
空から落ちてきた紅は、運良く(?)木の枝に引っかかっていた。
頬から、いつの間に怪我したのか赤い液体が流れ出ていた。
背中に背負った刀は、どうやら無事のようだ。
この刀さえ、あればこの世界で生きていけるはず。
左手を背中に回し、刀を撫でた。
カチャン
鞘と刀がぶつかる音がした。
刀が無事なら、残る心配は『2つ』。
1つは、凛花達が無事かということ。
もう1つは………
______________________ここから降りられるかどうかということ。
とりあえず、計算しとこうね。
本能で動いて、ロクなことないからね。
1Kgの物が、落ちた時、700kgになるとすれば……(木は、多分5m)
約65kgの俺が、落ちると……
700×65=45500=45・5t………!?
_______________________んなわけない!!
いくらなんでも、重すぎだろ!
コンクリ、突き抜けるぞ!
何処かで、計算をミスったんだ……てか、最初の1キロの物が落ちた時の設定からおかしいんじゃねぇの?
これ考えてたら、一生降りられないぞ!
______________俺の計算なら、
________________残酷な結果が待ってる事になるが、
___________________________現実はわかんねぇ。
紅は、立ち上がった。
足の下には、コンクリの地面が広がる。
(いける…………)
目をギュッと瞑り、飛び降りた。
___________________________ゴボッゴボッ
案の定、コンクリに体が刺さった。
でも
‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾ 生きてて良かった。
PR