ダーク・ファンタジー小説
- Re: 恐怖のゲームを始めましょう【オリキャ参加者募集】誰かぁ来て! ( No.32 )
- 日時: 2015/02/18 16:51
- 名前: みーこ (ID: UP46uWUY)
- 参照: ライド様が来たよ!ちほっちもサンキュー
「フワァァァ!」
少し、背伸びをする。
鬼は、どうやらまけたようだ。
服は、汗でベタベタになっている.
「紅、大丈夫か?」
「ああ、大丈夫だ。」
「もっと、人数増えたらね・・・」
『ピンポンパンポーン!新人さん救出ゲームを開始します。』
「おっ、ピッタリじゃねーか。」
『今回は、そのままのコースで救出ゲームを行いますのでそこを動かないで下さい。』
『はーい』
2人の声がハモった。
『今回は、鬼の頭についている救出ボタンを押して頂きます。その他あり』
「ラックショーじゃねーか。俺が、鬼を止めればいいんだろ!?」
「紅、天才。」
「俺が、止めてる間にお前が押せよ。」
「乙女には、できません!」
「嘘つけ!今までの言動、どう考えても乙女じゃねーだろ!」
「わかったよ〜やるよ。」
ドスン、ドスン、ドスンーーーー
「紅、いくら止めれる!?」
「30秒」
「楽勝」
ピタッ
鬼が止まった。
「30秒、過ぎたら延長しろよ。」
凛花は、眉間にしわを寄せながら言った。
「アイヨ。」
紅は、めんどくさそうに返事をする。
凛花は、鬼の体を登り始めた。
30・29・28・27・26・25・24・23・・・・
後、30センチ、28、16・・・2センチ。
ピコーーーン
(何このボタンの音?成功?失敗?)
『ミッション1クリア。』
「ミッション・・・1?」
『ミッション2。鬼の背中のレバーを下げろ』
「紅、止めれる?」
「スタミナ切れ。なんか食わねーと動かねぇ。」
「紅ボゲェ。」
凛花は、服のポケットの中を探った。
(ラッキー)
「紅!チョコあるよ!」
「何チョコ?」
「ピーナッツ。」
「俺、ピーナッツアレルギーなんだよ。」
しーーーーん
あたりが静まり返った。
「今、そんなの関係ないだろ!」
「いや、食べたら病院送りだよ!」
「どの道死ぬんだ。」
「ネガティブやめろ!俺は、食えねぇんだ!」
「この、偏食野郎!」
「イヤイヤ、それ食えねえだけで、どうして偏食になるんだよ!」
「いいよ、止めるよ。」
紅は、くるりと凛花に背を向けた。
ピタッ
刀を紅が鬼に当てるとピタリっと鬼が止まった。
「よし、登る!」
凛花は、鬼のくるぶしに足をかけ、登る。
くるぶしから、ふくらはぎの皮膚を掴んで上に上がる。
10分かけて(延長何回か入れる)背中についた。
「レバー・・・あった!」
鬼の背中に明らかな人工物が付いている。
四角い鉄製の箱から長い棒が伸びてるからーーーー
「レバー、発見!」
凛花は、レバーを下げた。
『鬼、爆発まで10・9・8・・・・・』
「凛花、鬼から飛び降りろ!」
「えっ!うん!」
凛花は、訳も分からず鬼から飛び降りた。
「伏せろ!」
紅が叫んだ!あの顔は、冗談じゃない!マジだ!
慌てて、地面に伏せる。
バァァァァァン!
鬼は大爆発を起こした。
鬼の肉塊があちこちに飛び散り、焦げ臭い匂いを広げる。
「ゲホッ、ゲホッ。」
うわぁ、臭い!生ゴミみたいな匂いする!←言い過ぎ
(そうだ、紅!紅は?)
「オーーイ!凛花!どこだぁ?ゲホッ」
声は遠くの方からする。ということは、飛ばされた。
「ぐれない!りんがは、ゴゴ!」(紅、凛花は、ココ!)
すると、すぐに煙の中から人影が飛び出してきた。
紅だ!
「おい、大丈夫か?うわっ!キッタネー!メッサ汚れてる!」
「紅こそ、泥まみれ!触んな!ドロドロ星人!ケガレル」
「うわぁ、俺も汚い凛花に触っちまった!」
「凛花は汚くないもん!」
「あのぉ、お話中済みません。助けていただきありがとうございました。」
すっかり忘れてた。
新人さん
百名来夏・冬華
「えっ?もう1人は?」
「二つの人格なんです。今は、冬華バージョンです。」
「ふーん。これでまたプレイヤーが増えたな。」
「やった!えーっと、冬華ちゃん!?」
「イシシシ!今は来夏だもんね!ばっかだなぁ!」
やっ・・・ややこしい。